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飲食店未来学73:食の安全も美味しさのひとつです~再びの中国ネギ農薬汚染

今朝のMicrosoft newsにアップされた記事です。(7月25日)
日々貢献している中国産ネギですが、健康に対する記事として取り上げました。

中国産青ネギから高濃度の農薬検出

大阪府は24日、同府茨木市の業者が輸入した中国産の青ネギから、食品衛生法の基準値を超える農薬成分「アトラジン」が検出され、業者に回収を命じたと発表した。現時点で健康被害の報告はないという。

府によると、アトラジンは除草剤の成分で、基準値(0・02PPM)の1・5倍が検出された。ただ、体重50キロの人が今回の中国産青ネギ約6・7キロを毎日食べ続けるほどでないと、健康への影響はないという。

神戸検疫所が行ったモニタリング検査で基準値以上のアトラジンが検出され、府が24日に厚生労働省から通知を受けた。業者は神戸港から約4トンを輸入して卸売業者に出荷したが、府の命令を受けて回収を進めている。

この写真及び文章は 独立行政法人農畜産業振興機構の記事より引用しました


中国産ねぎは、日本国内で流通する輸入ねぎのほぼ全量を占め、一定の品質と価格の優位性などから、業務用を中心に広く利用されている。

 現地の輸出加工企業によると、輸出されるねぎの加工形態には3種類がある。
○冷蔵(生鮮)ねぎ・・・スーパー小売、野菜卸業者(飲食店へ・・・うどん店、チャンポン店、ラーメン店など)、カット野菜卸業者(飲食店へ)
○冷凍ねぎ・・・冷凍食品メーカー、フリーズドライ食品業者
○乾燥ねぎ・・・カップ麺、袋麺、輸入麺類の具
冷蔵ねぎは丸一本の状態、冷凍ねぎは薄切りやぶつ切りの形態が主である。冷凍ねぎはここ数年の冷凍ねぎの輸出量は1000トン未満で推移しているという。また、乾燥ねぎは他製品と混合した形態(調味食品、インスタントラーメンの薬味など)であるため、輸出量などのデータが把握しにくいとされる。

 日本へ輸出されるねぎの契約方法には主に2種類がある。一つは長期契約によるもので、日本の商社などは、あらかじめ中国の輸出加工企業と契約を締結し、毎年一定規模の決まった数量を輸入する。

 中国の税関統計によると、平成29年以降の中国産ねぎの輸出量は6万トン前後で推移しており、主な輸出先である日本向けは全体量の約8割を占め、これに韓国が続いている。

(一部抜粋)

体重50キロの人が今回の中国産青ネギ約6.7キロを毎日食べ続けるほどでないと、健康への影響はない

アメリカ食品医薬品局(FDA)ほどの国民を守る姿勢が半分しかない日本の厚労省の説明の仕方は、いつも企業寄りですし、積極的な姿勢ではありません。

どんな人でも1日にネギ6.7kgを食べる人はいません。だから安心?!ではないのです。このような体に害のある加工食品を、コンビニやスーパーを通じて食べ続けているのが私たちです。

1日に農薬や添加物食品を10種類を食べると、ネギ6.7kgが670gになるのと同じです。
1日に20種類を食べると、同じく335gになるのと同じです。

健康に暮らすとは、体に良いものを食べると同時に、体に良くないものは食べないという習慣が必要です

現代人は、体に良いものは高価で希少なためにあまり食べず、言い訳にサプリメントを食べ、添加物だらけの弁当、缶コーヒー、スイーツ、お菓子、パンを食べ続けています

これって本当におかしい

若い時は無視しても50代後半からは、自分の体に帰って来る
その時に、後悔しても遅いのに・・・・

健康に気をつけることは立派な仕事につながります。

(了)


飲食コンサルタント業30年の経験を通じてお知らせしたいこと、感じたこと、知っていること、専門的なことを投稿しています。 ご覧になった方のヒントになったり、少しでも元気を感じて今日一日幸せに過ごせたらいいなと思います!よろしければサポート・サークル参加よろしくお願いします