
「小さい投資でしっかり稼ぐ飲食店開業術」(kindle本3冊目)がんばりました
小さい投資でしっかり稼ぐ飲食店開業術
2024年12月の月初に3冊目の本を出すことができました。章や節を決めて本格的に内容を推敲(すいこう)し始めたのがちょうど1年前。都合20回以上設定の変更や内容の見直しに時間をかけました。
内容は、「個人の方でノンキャリアに近い方が飲食店を開業して成功する」という前提の初心者向けの本です。しかし、現在の飲食店経営者の方が身につけていない経営のことや考え方をできる限りふんだんに盛り込み、読まれた人に様ざまな問題解決のヒントを提供する形にしています。
この本は飲食店専門コンサルタントとして35年間の飲食店の実務支援を行った経験と知恵が満載。
特に開業予算を少なくしたい、開業を間違いなく成功させたいという個人の開業者を対象にした記載をしています。
本文の説明と別個に、役に立つコツや提案、チェックポイントなどを各処に織り込んでいます。初めて開業をする方にとって本当に役立つ実務ベースの総合開業本の内容です。(すべて現場スタッフと仕事をして得た知恵を核に記載)
はじめに
第1章 開業成功の条件
第2章 店舗コンセプトを決める
第3章 創業計画書の書き方
第4章 開業スケジュールを作成する
第5章 資金調達のコツ
第6章 店舗を選ぶコツ
第7章 内装工事業者を選ぶ
第8章 厨房設備業者を選ぶ
第9章 その他の業者の種類と選び方
第10章 開業メニュー制作
第11章 従業員採用とハウスルール
第12章 開業前チェックをしよう
参考資料 料理の原価計算ノコツ
おわりに変えて
著者プロフィール
詳しくは、「試し読みページ」をご覧ください。各章の中の記載項目をご覧いただけます。
著者 宇津宮 正博(うつみや まさひろ)
他の著作品
2023年度に出版した本です。どちらも1年前後かかって書きました。
私が著述ができるようになるまで
1,Wordの勉強(1か月~2か月)
通常の事務作業をする場合と違って、
●Amazonのkindle本を制作するにあたってWordの基本設定の条件を学ぶ
●Wordそのものの文字の調整や図の設定、図の鮮明度の設定など、細かい調整のコツを問題が出る度に学ぶ。大事な個所はメモを取り記録する。
2,Kindle本の著作のルールを学ぶ(2か月以上)
これは3年目の今でも、わからないことが出てくれば、その都度WEB検索しながら学んでいます。(WEB検索では必ずしも最新情報が上位のページにあるとは限らないので1~3ページを見て最新かどうかチェックが必要)
深く詳しく知ろうと思えば、何通りもの検索ワードがあるので、迷わないように、必要なことだけ知るようにした方が、わかりやすい。
3,著作期間(6カ月~12カ月)
ここで失敗しないための考え方は、「早く執筆を終えてできるだけ早めに出版して売上金を手にしたい」と考えることです。誰しもそう思いますね。私も1冊目、2冊目でそう思いました。
しかしなかなか売れないのです。何しろ何万冊の中の1冊。目にして買ってくれる人は本当に稀です。一説では(はるかぜるりいさんの話)、30冊以上出版して初めて目につく作家になり、本が売れるようになるとのことです。今の私はこの言葉を信じています。
上から2冊目の本は、昨年12月に出版して65冊売れました。(無料も含めて)今年は昨年の本ということで、2冊しか売れていません。手数料などを引かれるため、売上金としては1~2万円というところが精一杯です。
Kindle本で収益を狙うなら、30冊以上を根気よく書くことです。また、出版そのものを狙うなら50ページの本を500円で出すだけで実現できます。
読み手の利益になる本を、読み手が理解しやすくわかりやすい本にする。しかも回りくどい言い回しを避けて、短い言葉で読む負担を和らげるための「推敲」という作業は、まさに打ちたての日本刀を砥石で研ぐ根気が必要です。切れの良い文章はこれでもかというくらいに、満足行くまで見直すしかありません。
4,出版(1時間以内で可能)
私は事前に出版前の文章のチェックを2~3度行います。そして出版する当日に、Amazon Direct Publishing(アマゾン ダイレクト パブリッシング)の本棚を通じて出版します。1,2度行えばすぐ身につきます。操作方法は年々簡略化されて便利になっています。
5,報酬額が毎月半ばにメールできます
1冊売れるごとに本の売価の30%を引かれた70%の金額と、本を買った方が読んだページ数×0.5円(?)の金額が毎月報告され、専用の銀行口座へ振り込まれるようです。(1円たりとも勿体なくて使えない心境)
新版の内容や出版した本の改訂版も出版可能
kindle本の規定で、先の出版本と最新の出版本の内容が加筆修正され、「50ページ」以上の差があれば、すべて新版本として扱われるため、別途に出版できます。ひとつのネタがあれば、加筆修正をしながら、年1回だしかえることも可能です。
また、本の中の一部の章を拡大して著作することで、別の本を誕生させることも可能です。
本づくりは大変ですが、万が一、自分が消滅してもWEB上に永遠に残り続けます。それってすごく不思議ですね。
Kindle本は推敲の努力は必要ですが、単行本のような出版経費(300万円)がゼロ円で済む方法です。ぜひチャレンジしてみましょう!
(了)
いいなと思ったら応援しよう!
