高幡不動尊金剛寺へ
今日は一日フリーだったので、高幡不動尊金剛寺へ人生の先輩方2名とともに行ってきました。
目的はもちろん、短歌でございます。
お寺のあじさいが有名な場所なのですが、5月からが見ごろの時期になるので、まだ蕾の状態でした。
きっと満開のあじさいの続く小径は美しいんだろな、と想像しながら歩きました。しかも、品種の多いこと。それぞれについている名前もおもしろくて、ぜひ散策する方はあじさいの名前を確かめながら歩いてほしいところです。
そして、タイミングのよいことに骨董市が開催していました。
着物が800円で売られていたり、お皿や小物なんかもたくさん売られていました。
着物コーナーには端切れを吟味しているご婦人がいらっしゃって、話をきくと着物のパーツを組み合わせた鞄を手作りしているのだとか。
幼少期から呉服屋で育っているため、触るだけで着物の種類がわかる、とおしゃっていてプロはやっぱり違うな、と敬服いたしました。
私にわかるのはせいぜい、サラサラとかザラザラとか、そんなものです。
そして、肝心の短歌はというと・・・。
五重塔の石階段に座ってつくり始めたものの、できたのはたったの一首。
一方、先輩方は三首はできてましたね、はい。
こんな感じでお寺の植物を眺め、ベンチでお弁当を広げ、楽しいときを過ごしたのでした。
さらに、帰りは西国分寺の姿見の池に寄り道をして、その後にカフェでふたたび短歌づくり。(ここで私はホットミルクティーを2つと頼まれたのに、まさかのアイスを頼むというポカをします。社会人として一度言われたことは絶対に覚える、それは必須だよとアドバイスをいただいたばかりだというのに。先が思いやられる・・・)
そんなこんなでミスをして自己嫌悪に陥った瞬間もあったのですが、総じて楽しかったです。
やっぱり実際に見て、感じて、聴いて、五感を使わないと臨場感のある歌はできないことを学びました。
まだまだはじめたばかりの短歌なのですが、自分の経験、そのときしか見られない情景を作品として残せるようがんばっていきたいと思います。
それでは、おやすみなさい。
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