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中条遺跡 土偶A FIN:弁天と竜
刈谷市で弁天川に遭遇したことから
https://note.com/38rashi/n/n368161c10df1
刈谷市で「弁天」地名を調べてみたところ、見つけたのが、小垣江町(おがきえちょう)の「弁天」と
https://note.com/38rashi/n/n47e5fbab8b5e
もう一ヶ所、今回紹介する今岡町の「弁天」(字名)でした。
その今岡町弁天と「竜」の文字でヒットした竜ヶ根池(りゅうがねいけ)に向かうことにしました。
中条遺跡の北北東3.4km以内に位置する今岡町弁天のGoogleMapに「弁天」の表記がある場所を目指して南側から接近したのだが、
その「弁天」の地図上に表記された場所には南側に広い駐車場、北側は大きな倉庫を持つ、モダンな住宅の建つ農家らしき住居があった。
刈谷市で大きな駐車場があれば、周辺にトヨタ自動車の関連企業が存在することを示している。
実際、今岡町弁天の最南端には弁天の15%を占める名古屋電気の刈谷支社が存在していた。
その名古屋電気刈谷支社の南側が吹戸川(ふきどがわ)に接触しており、その接触している場所に流れ込む用水路が今岡町弁天内を南北に鍵形に流れており、それは今岡町弁天が農地であったことを示している。
今岡町弁天内の路地を巡ってみると畑地が多く、航空写真でチェックすると、今でも今岡町弁天の30%ほどが農地か空き地になっている。
今岡町弁天の南側から全ての路地を走ってみたのだが、西に位置する路地に入ったところ、池に遭遇した。
地図で今岡町弁天を調べた時には表示されないほどの小さな池だった。
おそらく弁天池だろうと思ったのだが、案の定、水面には蓮が繁殖しており、池の中央には潅木の密集した島があった。
ところがこの池に正式な名称は表記されていず、ただ「弁天池」という通称で呼ばれていることが判った。
だから、弁財天は祀られていない。
池の周囲を反時計回りに回ってみると、すぐに今岡公園の敷地に入った。
この池は今岡公園に属する池のようだ。
今岡町弁天から北東1.6km以内に位置する竜ヶ根池に向かうことにした。
竜ヶ根池の面する西岸の道路から眺める竜ヶ根池は瓢箪形の東西に長い池で、南側のくびれの部分に上記写真のようにモダンな白い住宅が見える。
湖面に噴水施設が見えるのは、池の三方が部分的に埋め立てられ、公園になっていることに伴ったものと思われる。
この池に行ったのは7月の下旬のことだったが、夏鳥のコサギ(下記写真)と冬鳥のマガモがやってきていた。
マガモは日本で越冬したのだろう。
南側の公園に迂回してみると、池の周回道路沿いに珍しく、幹の見える大きなイヌツゲの並木が設けられていた。
この竜ヶ根池にも龍神は祀られていなかった。
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中条遺跡 土偶Aに関するブログはこれで終了。
続いて中条遺跡 土偶B(仮名)を紹介します。