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#体験談
息子が急性散在性脳脊髄炎になって倒れた話22
カウンセリングを終えて、帰路につく。
あの後、不安に感じていた部分を話し終えると、
入院患者本人へのケアももちろん必要であることや、治療の合間を見ながら本人の気持ちを吐き出す時間を作る予定だと説明してくれた。
ただ、一番安心出来るのはやはり家族との時間だということ、両親からも同じように時間を取ってあげるようアドバイスを受けた。
帰宅後、家族に長男の様子を伝える。
少しずつ、着実に回復して
息子が急性散在性脳脊髄炎になって倒れた話21
この日の長男の様子を見て、少しずつ体力が戻ってきているのを感じた。
DVDを見たり、絵本を読んだり、おしゃべりをしたり。
出来る限り長男が望んだことを一緒にするよう心がけて過ごしていた。
少しくたびれてはいたが、寝てしまうことはなかった。
合間合間に先生方や看護師さんから説明を受ける時間があったが、その会話の最中でも
「ママ!こっちにきて!」
「ママ、おはなしおわった?」
と、ある程