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【2018ぼんやり未来予測】TOKIOの山口くんとセルフプロモーション。

メディアとネットの功罪について、数日考えてしまう。

#metooとか 、えらい(と思われてた)おじさんのセクハラな言葉や、極めつけのTOKIOの山口くん。なんだか狂った花盛りの様相。

文春は、結構キツイ記事を書いているけど、なかなか読ませる。そうだよなぁ、とか思う箇所が何ヶ所かあった。ネットがこれだけ広がったら、もういろいろ隠せない。鵜呑みにするわけではないけど。


TOKIO山口達也の謝罪会見 ジャニーズ幹部との“異常な”やりとり

メディアリテラシーの学びは、さらに複雑に加速するんだろう。

閑話休題。

連休中にネット上に散らばったいろんなものの整備というかメンテナンスをしようと思った。めちゃくちゃ散らかっている・・・。とりあえず自分で試さないと、SNSやインターネットは、人にいろいろと説明できないからだ。最近は、その関連を頼まれたりするので、やっぱりkeep in touch しておきたい。そう、touchな感じ。

最近は、PCにせよ、アプリにせよ、どんどんプラットホームが整備されてきて、数年前のすぐフリーズするアプリとか少なくなった。

さらに、AIが台頭してきたら、世の中いろんなことが変わるんじゃないかと思う。5年以内に激変しそう。

働き方も同じようかもしれない。変わる。例えば、みんながフリーランスというか自営のような。

昨今は、フリーランスとバイト、似ているようで違うし、違うようで似ているけれど。仕事が二極化するような雰囲気。

自分でつくる人とそれをフォローする人。

後者は、サラリーマンに近そうだけど、時代にそって、より能動的なんだと思う。職種によっても違うと思うけど、学ばなければいけないことは増えそう。

前者は、起業家というほど、大きなインパクトはなく、好きなこと、得意なことで飯が食っていけるようになるんじゃないかと思う。コンテンツのある人がセルフプロモーションを素直にしたり、得意なことをコツコツと表に出していることで日の目を見やすいというか。

インターネットは、セルフプロモーションには最適だと思う。でも、それが本人の好みとマーケティングが合ってるとは考えにくい。

一時期の米国帰りの聖子ちゃんは目があてられなかった。あれは好みであって。そして、また少し清楚に戻って、今は安定したファン層な感じ。

ちなみに、ここ数年、好きな素人さんがYouTubeやブログなどで人気者になっていく様子を何度か見てきた。すごいなぁと思うのは勿論だけど、やっぱり普通の素人さんとは違うのだ。

いろんなところで書き散らしているが、私は子どもの頃、松田聖子研究をこっそりしていた。アイドルが好きなわけではなく、ただ「なんだろう!この妙な感じ」と思って、切り抜きをしていた。

切り抜いているうちに、わかったことがある。

スタッフが変わると、見え方が明らかに変わる。歌も発売した頃と、次の詩のタイミング前とは、熟達が全然ちがう。

そして、成長物語を自分もものすごく楽しめたのだ。まぁ、あっちは大人で、私は小学生だったけど。今も変わらず、人が変容していくのを見るのは楽しい。

私が最近ネットで心奪われる人たちは、昭和時代のように、事務所やテレビ局もいらないんだろうと思う。個人の活動の幅が、ネットとともに広がっているのだと思う。それもワールドワイドに。

そこそこの個性を持ってさえいれば、営業は事務所にお願い!(もしくは事務所が作り上げる) という時代にピリオドが打たれ、コンテンツを発信するほうが「どうしたらマネタイズできるか」「ターゲット層はどこか」をさらに考え抜き、行動しなくてはいけない時代になってきたんだと思う。

だからこそ、嫌なことは長続きしないあっさり世代が出てきたのかもしれない。

まさか、山口くんが、アルコールに溺れる年齢なのか、と多くの人は愕然としたと思うけど、結構いるのではないでしょうか。あれは、本音と建前の昭和のアイドルなんだよな。

これから足もとをすくわれるのは、そういう悪癖というか、人様に言いにくいことを必死で隠している人や業界的に許されているという慢心のある人なんだろう。

このムーブメント(と呼んでいいのか)は、しばらく続くと思う。

人が泣いたり、謝っているのを見て、気持ちいいわけではないので、できるだけない方がいいなぁとは思っています。なので、必死で隠している人は早くカミングアウトしたほうがいいかもしれない。それに、人の噂が30日くらいに軽減したと思うから。情報量多すぎて。

だからこそ、注目される人や何か言いたい人(私は何か言いたい人です)は、「自分の方向性」を自覚して活動していかないといけないのかもしれない。

そして、自分を応援してくれる人とかたわらに座って話すようにやり取りして、自分の思っていることを伝えていくのが妥当だと思う。

プロモーションがより的確に、スマホの向こう側に息遣いとして届くように、足跡のように存在を作っていくことだと思う。

ネットは過去にすぐ戻れるし、その足跡から未来も想像される。それも勝手に。だからこそ文春の記事の山口くんの「無期限謹慎」についてのコメントはものすごく厳しい。

しかし、一度、失敗したら、叩かれて叩かれて、死ぬかもしれないくらいの社会かしれない。世論という十字架を背負うわけだから。

でも、これが冤罪だったらと思うと震え上がる。ネットは、悪意に満ちたひとが誰かを陥れようとしたら、実は簡単にできるのかもしれない。メディアの怖いところ。雑誌よりも新聞よりもテレビよりも倍々ゲームで得体が知れない。

SMAPもそうだったけど、男のグループが解体するっていうことは、日本の男性優位社会の解体かもしれないと思う。

代わりに、正直に、自分の言葉で、誤解を怖れずに発信できれば、味方や仲間が支えてくれるのではないだろうか。私は、若い女性の書き手に静かなうねりを感じる。あとは、女性性の高いであろう男性の書き手。

AIとかネットの加速度的なことは、いろんな人が書いているけれど、私のオリジナルな視点は、こういう人たちが社会を静かに良い方向に変えていくってことだ。

そして、新たな人間関係の誠実さが試されている。実際に会って「この人を信じたい」という気持ちが優れば、外野の声なんて消えてしまう。

当たり前だけど、ある程度のステージのひとは、だと賛否両論になるのは仕方ない。

私なんて、島限定プチ有名人なのだけど、思ってもみないような嫌な目にはいっぱいあった。世の中はいろんな人がいる。あまりネットで書こうとは思わないけれど。代わりに、最近はその相手にはっきりと話すようにしている。だって、勘違いかもしれないからね。

些末な愚痴を聞いてくれる関係性を作ることが難しくなっていくのかな。核家族だって、前の時代から比べれば大激震なところがあったとも思いますが、より個人化の時代なんでしょうな。

プラスにでれば、セルフプロモーション。世界中に仲間を見つけられる。できれば、その方向に舵をきっていきたい。

自分の書いたこの記事を三年後くらいに読み返したい。いや、一年後かな。どう変わっているだろう。

https://note.mu/3892yuko
におススメのメディアリテラシー本を貼ってあります。

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宮国 優子
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