勝間和代になる方法#60 平均思考は捨てなさいブックレビュー
おはようございます。めいです。
勝間さんは、人生を変えるほどインパクトがあった本をYouTubeでおすすめしています。この本を読むと、わたしはわたしでいいと自己肯定感が増します。
今回も、齋藤孝教授のテンプレートに沿ったブックレビューです。
平均思考は捨てなさい
~出る杭を伸ばす個の科学~
トッド・ローズ 小坂恵理:訳
1行説明:
平均より優れていることを目指すのではなく、個性を重視することが人生に充実と幸福をもたらす。
趣旨:
我々は、学校や企業で平均より優れなければならないと考えて行動するが、実際は平均的な人間は誰ひとりとしていないことをこの本は明らかにしている。個性にはバラツキがあるので、どんな状況で自分がどういう行動をとってきたかを振り返り、自分の能力を発揮できる状況・場所を選ぶことで自分に最もふさわしい、目指すところへの道を歩ける。
引用1:バラツキの原理
GREの指導教官は、彼のバラツキのある知性にふさわしい問題解決方法を考案したが、それは必ずしも私にふさわしくなかった。幸い父は私のユニークな点を正確に理解しており、私にとっての問題は分析的思考の弱さではないと気づかせてくれた。指導教官の方法を使って模擬試験で失敗を繰り返しているのに、ひとつの形にこだわり続けたことが問題だった。父のサポートによって自分の長所を生かす戦略が出来上がると、ようやく正しく解答できるようになり、隠されていた本当の才能も発揮されたのである。
引用2:コンテクストの原理
(コンテクストすなわち特別の状況)
もしもあなたが今日運転しているとき注意深くて神経質ならば、明日運転するときも注意深くて神経質だと考えても間違いないだろう。同時にべつのコンテクストに置かれたら注意深いわけでも神経質でもない点が、あなたをユニークな存在にしている。たとえば、地元のパブでバンドの仲間と一緒にビートルズのカバーを演奏しているときは、人が変わる可能性がある。
引用3:条件と帰結のシグネチャー
(シグネチャーすなわち行動パターン)
たとえば、ジャックという名まえの同僚について理解したければ、「ジャックは外向的だ」と言うだけでは十分ではない。もしもジャックがオフィスにいるときならば非常に外向的であり、もしも大勢の他人のなかにいるときならばやや外向的で、もしもストレスを感じているときならば非常に内向的、という具合だ。
引用4:迂回の原理
28人の幼児の発達をハイハイする前から歩き始めるまで観察したうえで、「分析して集計する」方法でデータを調べた。その結果、ハイハイに至る正常な道など存在しない事実を発見する。子どもがたどる道はひとつどころか25種類もあり、どれもがユニークな動きのパターンを伴うが、最終的には全員が同じように歩いた。
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