見出し画像

ミッドナイトレイディオ・ミニ 4/10月

きょうの短歌


きょうの、夜の短歌🌔 1/2

金木犀香るあなたの脳裡にはきっとあの子の微笑みと声

金木犀というと、ハチクロがさいしょに浮かぶ
(8巻 Chapter.52)


きょうの短歌 2/2

金木犀聞くきみのその鼓膜には西陽とともに差す赤黄色

https://www.youtube.com/watch?v=JhAhSzYzhS4



📝日記

りんごがおいしかった

散歩中、焼き魚とか、金木犀のにおいがした

おとうさんが赤ん坊をたいせつそうに抱きながら、ふたりでお散歩していた

追い越す時、陽の差す、帽子をかぶったそのちいさな頭をぽんぽんとして、話しかけるのが聞こえた

きっと、この子の記憶にはのこらない、
あるいは、わたしはもちろん、おとうさんの記憶にも

でもその時、「躰は憶えてる」ということばが聞こえた

きのう、寝る前に読んだ、『XXXHOLiC』14巻のお話(P.35〜)が浮かんだ
そのなかの台詞にもあった

作中の背景とはすこし違うけど、「こういうことでもあるな」って
重なって響いた

わすれても、躰、肌はたしかに

思い出した本

✳︎

P.S. 不粋な解説付きの短歌

ただひとつ あなたに宛てたこのすべてーーこいも泪もすべてわたしの

✳︎
解説付きの方

ただひとつ あなたに宛てたこのすべてーーこいもあいすら、すべてわたしの

(画像の方に)

夜の散歩

月の周りに虹のような輪があるように見えた


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?