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サッカー観戦日記 〜まだまだヤレる!〜

楽しみにしていた3連休。

娘の試合結果によって変動されるスケジュールは…

残念ながら、一泊分キャンセルすることになりました。残念。

でも、試合内容は決して悪くなかった!

おそらく、今シーズン最高の出来だったかもしれない。


この大会が始まり、初戦は怪しいところがちらほら出ていたが、徐々にチームが完成度を上げてきた。

選ばれた選手だけではない。

メンバー外の子たちの応援もだ。

初戦は応援もうまくいかず、誰がやるの?みたいな。

私も一緒に応援していたのだが、同級生たちは思うように出来ず、焦っていた。

しかし、翌日の準々決勝。

残念ながらベンチ外になってしまった先輩が、吹っ切れたかのように応援に全力を尽くしてくれたおかげで、選手たちにパワーを送ることができた。

ハーフタイム明けにベンチ前で円陣を組むのだが、応援席の近くまで選手たちが来てチーム全員で円陣を組んだ。

そしてみんなでハイタッチを交わし、先生たちに送り出されピッチへ。

こんな光景今まで見たことがなかった。

この一体感。「みんなで戦う!」というメッセージが表れていた。

この日の良い雰囲気のまま、準決勝を迎えることができた。

そして、この日は予想外のことが起きた。


試合直前、何やら男子チームがこちらの応援席エリアにやってきた。

体格から見て中学生?

普段からお世話になってる(お世話している)地元のJr.ユースチームの選手たちが試合終わりで応援に来てくれたのだ!

これはありがたい!

観客席数では相手の倍以上の観客だ。


いよいよ試合開始前。

応援団の声援も力が入る📣

試合は押されるどころか、自分たちのペースでうまく運んでいるように見えた。

この日のゲームプランを見せてもらっていたが、意識してプレイしているのが感じられた。

いつも出がちな無茶なプレイや、苦し紛れのパスは無い。

これは行けるのでは?

そう思っているとCKなどでチャンスが次々と訪れた。

遠いサイドのゴール前、惜しいシュート!こぼれ球を狙う!

弾かれた〜と思っていたところに「居た!!」

落ち着いて押し込んだというのか?なんかよくわかんないけど、とりあえず押し込んでみた!みたいな感じでボールはゴールの中へ入っていった⚽️🥅

「わーーーーーー!!!」

なんと先制点を取ることができたのだ!

そのまま飲水タイム。

こりゃびっくりしている人たちの方が多いだろうてくらいの試合展開になってきたぞ。

保護者たちも、嬉しいけど驚きの方が大きかった。


飲水タイム明け、また見られない団体様が表れた。

「えっ?まさか…」

「どうも!応援に来ました〜」

1人の子がそう言いながら応援席にやってきたのは、なんと男子サッカー部の選手たちだった。

「何でこんなとこにいるんだ?」

保護者よりも驚いていたのが、女子の方だ。

応援席に居た子達はどうしたらいいのかわからず、みんな目が点に。

私が現在の試合状況を説明し、ここへどうぞと誘導していると、後からどこかで見たことがあるお方が。

「あの人はもしかして校長先生?」と地元生の親に確認。

よくわかんないけど、近くで試合があり女子がやっているから観に行こうと寄ってくれたようだ。

きっと対戦相手があのチームだからてのもあったのだろう。それくらい凄い相手だから。


男子の応援も入り、前半はリードのまま終わりたいところだったが、相手も失点したことでギアを上げてきた。

DF陣も必死に耐えていたが、うまく裏を突かれ失点。

悔しい失点だった。しかし、そのまま崩れることもなく1ー1のまま前半終了。

これはジャイキリあるかもよ!と言いたかったけど、グッと我慢。

冷静に。後半の入りが上手くいけば追加点取れるぞと期待した。


こんな大事な試合中だが、気になることが。

応援に来てくれているのはトップの子たちなのか?いや、雰囲気からしてセカンドか?

もしかしたら、娘の知り合いがこの中に…

慌てて友達にLINEを入れた。

本人の親に連絡を取りたかったのだが、連絡先がわからなくてしまったから。

小学生以来なので顔がハッキリわからない。

わかっているのは「痩せ型の高身長でイエメン君…」

試合中にもちらっと様子を見ていた。


後半もお互いに、自分たちのサッカースタイルを貫こうとバチバチだ。

飲水タイム前に1人メンバー交代。

今までスタメンで頑張っていた先輩が投入されると、チームの動きがガラッと変わった。

「らしいスタイル」観ているだけでもわくわくする。

やっぱりこれよ!

このスタイルが見たかったのよと、多くの保護者も思っていた。

ちょうど一年前、立て続けに怪我人が出てしまい、新チームになってからはらしいサッカーができていなかったが、怪我人が復帰して徐々にプレイスタイルが戻ってきたのだ。

追加点を狙う。このパス回し!

まだズレてしまうことの方が多いが、上手くハマってきている。

これは追加点取れるのでは…

そう思っていたら、選手交代の準備。

あ〜交代か〜。

残念ながら娘は残りわずかのところで交代となってしまった。

本人も最後まで出たかっただろうな。

でもここは、走り回れる先輩に託した。

危険なシーンも続いたがDF陣が冷静に対応。GKのナイスキーが続く。あとはFW頑張れ!

ATの表示は3分!

最後まで攻め続ける。チャンスが来てるよと応援も力が入る。

そして守り耐える!

長いホイッスルがなり、引き分けのまま終了。

試合は延長戦では無く、PK戦へ…

誰が蹴るのだろう?

うちのGKは止めてくれるから、思いっきりやれー!!

応援席の保護者も立ち上がって見守った。

キッカーを任された選手の気持ちはバクバクだっただろう。

そんな状況の中、GKはしっかり止めてくれた!

しかし…

結果は仕方がない。外してしまった選手は下を向く必要はない!

悔しいなら、もっとPKの練習をすればいい。それだけだ。

翌日、娘に聞いたのだが、監督の考えは私と同じように「これからあえてPK蹴らせるよ」と言っていた。


娘はこの日ノーゴールで終わってしまった。これも敗戦の原因だから攻めることはない。

自分でゴールを決めていたら勝てた試合。

常に試合でゴールを決めるためには何をしなければいけないのか?よく考えて毎日を大切に過ごすように伝えた。

「やってもやらなくてもいいだろう」という甘えがどうしてもあるので、定期的に声掛けはしている。

どうした時に結果が出ているのか?

必要でないことは私は言わないよ。あとは気持ち次第だからね。


次はいよいよ選手権予選。

チームの完成度はまだまだ伸びしろだらけ。メンバー争いもまだあるかもしれない。

先生たちもチーム作りに手応えを感じている。

この数日間で本当に何がどうしてこんなに良くなったのか?

夏の事件がまた良いきっかけだったのかな?なって。

きっかけなんて思ってもいなかったところからやってくるのね。


試合終了後に友達からLINEが届き、やはり男子サッカー部のあの中に知り合いがいたようだ。

彼は、私のことに気付いたようだ。

もー声かけてよ!笑

私も「◯◯◯いますか〜?」と聞きたかったけど、怪しいおばさんと思われるのと、うちの旦那さんに怒られそうだったので我慢した。

でも良かった!

一年前は、なかなか試合に出れないと聞いてたけど、セカンドに入っているということがわかって嬉しい。

地元の子がまさか同じ高校に進学していたと後から知り、こうしてしお互いの活躍を知ることが出来たのだから。

でも、娘はその子の顔がどうしても思い出せないらしい。

やっぱり普段から「イケメン」に興味を持たないから…。

またこのような機会があればいいな。

私もこれからは彼の活躍をチェックします✔️


ということで、3連休の予定は1泊2日で終わってしまいましたが、なかなかの2日目でしたので、また別編で私の珍道中を載せたいと思います。

帰りの列車は悪天候の影響で、20分遅れで出発。

日付が変わる前に地元駅に到着できるのか?

休日パスで無事に改札を通過できることを願う🙏

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