週刊バラエティ視聴録 5月28日~6月4日
昔から現在に至るまで、これだけは人よりやってるんじゃないかという事が少なからずありますが、特にこのコロナ渦と新型TVを買ったことによって加速したことがテレビ視聴時間です。
前回の記事でもちらっと書きましたが、現代は昔に比べコンテンツの消費度合は専門チャンネルの開設、サブスク配信、YouTubeによって莫大なものになっています。
昔は面白いものは比較的digりやすかったけど、そもそも面白いものはこの世に溢れており、さらにその中でも光るコンテンツは逆に見つけにくくなってる気がしています。
自分も毎日のように10時間くらいテレビを見て、いろんなバラエティに触れているけど、一週間前に面白かったものがなんだったか忘れることは当たり前で、コンテンツをただただ消費してるだけだなぁとなんか悲しくなることがあります。
なので今年も半分が過ぎようとしていますが、ここで毎週の特に面白かったバラエティを備忘録のように書いていこうと思います。
2021年5月28日(金)~6月4日(金)
※内容についてのネタバレを含みます。
オードリーさん、ぜひ会ってほしい人がいるんです。 5月28日(金)放送分
「オードリー春日VSティモンディ高岸 第二試合 息止め乳首ボールオセロ」
毎週の録画リストに入っているオドぜひから。自分はリトルトゥースでもあるのでオードリー関連の番組はだいたい見ていますが、この回は待望ともいえる春日とティモンディ高岸との対決の2回目。息止めをするのにハーモニカを咥えて音が出たら負けというルールのもとに、オセロをやりながら乳首洗濯ばさみにボールを繋げて投げ合うという、ミックスドが過ぎる対決をしていました。
その対決の一場面、高岸はオセロのルールが分からないと話すが、とりあえず「角を取ることがコツ」ということは理解しているらしい。先手春日で息止めオセロがスタートし、後手高岸の番になるが、高岸は一手目でいきなり角にオセロを置くという天然の暴挙に出る!その手に春日も思わず吹き出し試合は春日の負け。
このシーンは息止めの緊張と緩和が相まって見てるこっちも春日と同じリアクションを取りながら笑った。ティモンディ高岸が個人的に大好きなこともあり、今回の対決は非常に楽しみにしていたんだけど、2週に渡って放送された対決の中でここが最高のシーンでした。
そろそろ にちようチャップリン 5月29日(土)放送分
自分の中の印象で地味目なネタ番組という印象のあるにちようチャップリン。しかし、テレ東ならではの独自路線もありたまに神回があったりする。特に先日放送されたザブングル解散スペシャルは芸人愛に溢れた素晴らしい回でした。
今回はタイトルの通り、芸能事務所のソニー・ミュージックアーティスツと浅井企画の芸人数組がネタバトルを繰り広げる回の後半回、第四試合に行われた浅井企画の石出奈々子とSMAのやす子の対決のやす子のネタ中にそれは起きた。
まず、やす子という芸人についてちょこっと書くと、元陸上自衛官という特殊な経歴をもちながら、天然系の性格と元自衛官らしい真面目さをもった独特の雰囲気でフリップネタをやる女芸人です。
そのやす子がネタを進めていくのだけど、ネタも終盤にさしかかり、「伝達」というフリップが出たタイミングで動きがおかしくなる。目をつぶりあたかも「座頭市」かのような挙動をしながら何かをひねり出そうとした後、一言
「伝達を忘れました」
その場もそういうネタ内容なのかな?みたいな空気とあれ?これ大丈夫か?みたいな空気が半々みたいな感じの中フリップをめくるが、本人が「すいませんもう一回ここだけやらしてください!」と大真面目にやり直そうとする。ここで場内全員トチッたことが確証に変わり、微妙な笑いに。
やす子もなんとか立て直そうとネタを進めるがすでに心が完全に折れており、ネタのブリッジ中にこらえきれず泣き出してしまう。なんとかネタを終わらそうとするも折れた心は元に戻らず号泣。はりせんぼん春奈の「泣かないの!」の掛け声もむなしく号泣しながら引きの絵ではけていくシーンに一同大爆笑。
その後のトークでも号泣おさまらず、対決についても負けを認めるやす子。そしてなぜか号泣を立て直すためにいきなり顔をキリッとさせるシーンで再び爆笑。
いや、こんなシーン今まで見たことが無い(笑)このシーンだけで5回は見直してしまうくらい面白かった。
これは余談だけど、やす子の本名は安井かのんという名前らしく、思わず名字の方とってたのかよ!と笑ってしまった。あと名前可愛いな。
NEWニューヨーク 6月3日(木)放送分
特にこの番組については説明は無いです。タイトル以上でも以下でもない、まじでニューヨークの二人が道端でウンチを探すだけのロケ。ひたすらにバカです。ボキャブラ天国ならバカパクの10:1みたいな内容です。動物のウンチといえども地上波でアップでモザイク無しで映すんだ!という意味のない関心だけしちゃいました。
テレ朝の深夜帯のバラエティはこういうバカロケをやる伝統があるんですかね、古くはナイナイナ、極楽とんぼのとび蹴りヴィーナスあたりから、最近のテレビ千鳥、かまいがち、NEWニューヨークと個人的に同じ空気感のあるロケをやってくれてなんか嬉しいです。
というわけで今週はこの3つの番組をピックアップしてみました。基本的に自分は天然系の芸人が好きという事ですね。実際こちらが見えている笑いの概念の視界外からパンチ打ってくるようなボケをやる芸人が天然系に多いので好きになっちゃうんですよね。