人と会うのが億劫…やる気が出る脳になるためのコツ
「#読書の秋2021」投稿コンテストの課題図書にもなっている『ぐうたらな自分を変える教科書 やる気が出る脳』。
ぜひ、若いみなさまに読んでいただきたい1冊です。
行動力があって、テキパキと話ができるエネルギーに満ちた人っていいなあって思ったことはありませんか?
自分の「やる気スイッチ」はどこにあるんだろうと思っている方は、けっこう多いのではないでしょうか。
歳をとると、身体的にも動くのが億劫になってきますが、最近では 20代などの若い世代でも「脳エネルギー」が少ない人が多いそうです……。
本書では、やる気が出る脳のコツをご紹介します。目次はこんなかんじです。
第1章 やる気が出ないのにはワケがある
第2章 やる気を妨げている脳番地を鍛えよう
第3章 やる気は脳覚醒で大きくなる
第4章 やる気を生み出す日常のコツ
第5章 身体を動かすとやる気がついてくる
第6章 やる気の基本は欲求に正直になること
第2章の「やる気を妨げている脳番地を鍛えよう」から簡単なトレーニングをご紹介します! 当てはまるなあと感じた人は、ぜひ試してみてくださいね!
決められない、判断できない人
やる気が出ない人の大半は、ものごとを先送りしたがります。「先送り」は思考系が弱い証拠。思考系の脳番地を鍛えるといいそうです。
思考系を鍛えるトレーニング
マンネリ化している思考から脱却するためには、いつもの自分を脱ぎ捨てることが必要です。
例えば、2週間、いつも飲んでいるものを選択肢から外してみましょう。「我慢できるかな」と思うくらいの負荷を脳にかけていきましょう。
たとえば、毎日コーヒーを飲んでいる人なら、コーヒーを2週間続けて飲まないようにすれば、いつものコーヒーがなくても平気になっていきます。さらに、紅茶や他の飲料に興味が出るようになります。
これは、意外ときついトレーニングかもしれませんね。いつもの習慣を少し変えるとマンネリした思考から抜け出せるようになります。
人の話が頭に入らない、 人付き合いが面倒な人
人付き合いをあまりしていない人や、人と話す機会が少ない人は、MRIで見ると「聴覚系脳番地」が発達していないそうです。
普段の会話量が少なかったり、人や自分の声も聞く機会が少ないと、聴覚を使う機会が減り、結果、脳の聞く力が弱くなるとか! 人と話すって大切なんですね。
活動的な人は、人との交流や、外に出かける機会が多いので、聴覚系脳番地がよく発達しているそうです。
聴覚系を鍛えるトレーニング
本書のおすすめは、日本語の吹き替えで見たことのある映画を、英語モードで鑑賞することです。テレビの音声切り替えを、英語モードにしてみましょう。
日頃使わない英語を聞き取るには、集中せざるを得ません。英語のリスニングが苦手な人でも、根気よく聞き続ければ、なんとなく話がわかってきます。
むしろ苦手なほど、自分に大きな負荷をかけることができるので、脳の成長幅を大きくできます。聞こうとする意識が聴覚系脳番地を刺激するんですね!
脳はとても柔軟なので、何歳からであろうと、変えることが可能なのだそうです。簡単な日々の習慣やトレーニングがたくさん掲載されているので、ぜひいくつか試して「やる気が出る脳」を手に入れてください。
「#やる気が出る脳」は「#読書の秋2021」投稿コンテストの課題図書です! ぜひ参加して、賞品をゲットしてください〜!