鑑賞ログ「THE BATMAN-ザ・バットマン-」
220330@TOHOシネマズ新宿
「ダークナイト」シリーズから続くバットマンワールド。
アクションも苦手だし、どちらかと言うと苦手ジャンルなんだけれど、映画館で観た予告で鑑賞決定。とか言いながら、クリスチャン・ベールとベンアフの「バットマン」はなんだかんだ観ていて、シュッとしたノーラン印のクリスチャン・ベール派。
ロバート・パディンソンが影のある役で若かりしブルース・ウェインを演じるというのもモチベーションをプラス。「TENET テネット」のとき良かったもん。
だったけれど…。
これ180分もかける意味あるのか?と思ってしまったな。
な、な、長い…。
そして、若かりしブルース・ウェイン、影ありすぎじゃない?悩み深いと聞いてはいたけれど、想像を上回るくよくよっぷりだった。そしてくよくよが長い…。
両親を失って以来、喪失感を抱えたままのブルース・ウェイン。バットマンとしての活動はするけれど、彼の最終目的は両親の死の復讐をすること。一方、ゴッサムシティではかつてのブルースの父と同じ立場である市長候補が何者かに殺害され、連続殺人へと発展する。事件を追うゴードンはバットマンに協力を依頼するが…という話。
バッドマンがバッドマンになる過程が描かれるわけだけれど…しかし父親というものは息子の心の中にあんなにも強くいるものなのかなぁ。バッドマンシリーズのみならず、結構ヒーローものって父と息子の絆の物語なこと多いよなぁ。
ゴードン役のジェフリー・ライトは「007」シリーズのフェリックス・ライター、「ブッシュ」のコリン・パウエルの人か。「007」より「ブッシュ」の方がピンとくるのはなぜだ…。
キャットウーマンのゾーイ・クラヴィッツもゴージャスな感じで良い。
そしてポール・ダノ。こういう役やらせたら最高な俳優だな。登場シーンから良い。
途中、敵陣に乗り込んで行くところのフラッシュで全体像が映し出される演出はカッコよかった◎。映像とか衣装とか世界観は全体的にスタイリッシュでかっこいい。
あと、ラストシーンも気持ちよかったな。でも「最後あそこで集合な」とか打ち合わせたのかな…とか考えたら、ちょっと笑えた。
でもやっぱりちょっと冗長な感じがしたなぁ。これ三部作なのかぁ…、次回作の前には復習が必要になりそう。180分か…(苦)。でも次も観ちゃう気がするな。
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