見出し画像

図書館の本棚 #8

学研の大図鑑
危険・有毒生物

学研の大図鑑 表紙より

久しぶりの更新で、どの本を紹介したいか考えていましたが、私の重くなった歩みを動かしてくれる本はこちらの図鑑です。

現在大学生の息子に絵本意外で初めて購入した本。
まだ、字も読めない2歳くらいの息子。
その頃、山菜取りや山歩きが好きなパパに連れられて休日を過ごしていたので、
家の近所の道路の草を、山菜と勘違いして見境無しに口に入れていました。
虫や生き物も大好きだったので、何でも触るし、捕まえる。
そんな彼を守るために、この本を購入しました。

「この本に載っているものは、触らない。食べない。お約束ね」

写真しか認識できていませんでしたが、この図鑑を何度も見ていました。
そのうち実際に自然界で目にした動植物と図鑑がリンクするようになり
これは図鑑に載っていた。載っていなかった。
と、区別できるようになりました。

目次より

海の中で初めて見たガンガゼ。ウニとは桁違いの長い棘。背面の肛門が赤い目玉の様で周りの青い点が毒々しく見るからに危険な生物。

ゴンズイ玉もよく目にしました。ゴンズイが単体で泳いでいる場合は個体が大きくなってから。小さいゴンズイは塊状で群れています。

危険度が分かりやすくなっています。

先に図鑑で目にしているから、一目瞭然。近寄らないし、触らない。
もし、自然が大好きで自然に触れ合う機会が多いお子様には、ぜひ、この図鑑をプレゼントしてあげて下さい。
子供は字が読めなくても、絵で覚えられますし、少し大きくなれば、この毒はタンパク毒だから対処法は、、、。なんて答えられるようになりますよ。
毒の対処法は一生ものなので、お子様の財産になります。
将来、親になっても子供に伝えることができるし。

読書の理解ですが、大人も人それぞれに解釈して100%の正解なんて存在しないし、子供も大人ほど人生経験があるわけではないので、大人の解釈には敵わないと思いますが、その時々での子供なりの理解はあります。
わからないだろう。という大人の勝手な思い込みを捨てて、子供にいろんな本や経験を与えてみると楽しいです。親の方も楽しくなります。
新たな発見もありますし、自分の解釈のアップデートにもつながります。

私はたまたま他の人より長く子育て期間を過ごしてきたので、親というより、おばあちゃんの目線ですが。実際に2人の孫にも恵まれていますし。
なので、上から目線のように感じられる方がいらっしゃったら、ごめんなさい。
子供に危険な目に遭って欲しくなくて、の発言です。

身近な花にも毒があります。

今回は、図書館の本ではありませんでしたが、再開するにあたり、思い入れのある本を選んでみました。
相変わらず図書館で本を借り続けています。
先日、友人から寝る前の絵本でお薦めは?
と相談されて、その友人も図書館に行って感動していました。
「なんでもっと早く図書館に来なかったんだろう」って。
いろんな新しい本との出会いがあるし、手続きも簡単です。

本が身近になりますよ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?