「脳」はやっぱり「気持ちいいこと」が大好き
前回、人間が「3日坊主」に陥る原因を書かせていただきました。
原因はわたしたちの「脳」がもつ特性。
その特性を人間の性格に例えるならば、「怠惰で、余計なことは避け、隙あらば手を抜き、ミーハーで人と同じことをやりたがり、流されやすく、誘惑に弱い」といった感じ。
実際にこんな人がいたならば、周りからは白い目で見られ、自分の子供であれば親は真剣に悩むと思います。
しかし、これは程度の差はあれ、わたしもあなたも、そして万人の脳が持つ特性なのです。
だから目標を立てても、途中で挫折するのはある意味自然の流れだといえるでしょう。
しかし、そんな脳を持っていても、立てた目標を着実に達成し、得たい果実を得ている人は確実にいます。
昨年大活躍した大リーガーの大谷翔平選手やパリオリンピックでメダルを獲得したオリンピアンの人たちを筆頭に、各界において成果を残した人々、さらには市井においても、希望の学校に合格した受験生や資格獲得者たち、企業でノルマを達成して営業成績を伸ばした人など、数え上げればきりがありません。
もちろん各自、脳力や適正も異なりますので、ひとくくりにすることはできませんが、それでもだらしない脳を手なずけてモチベーションを維持し、目標を達成していく手法には、なんらかの共通点があるのではないでしょうか。
その点に関して、「なぜ、脳はそれを嫌がるのか」という書籍では、つぎのように喝破しています。
ようは、怠惰で楽をしたがる脳に快感を与えてしまえば、あとはひたすらそれにのめり込んでいくということだと思います。
なんだか、怠惰でめんどくさいことは一切やらない引きこもりの子供が、大好きなゲームには何時間ものめり込んでいる情景とかぶってしまいますが、要はそういうことです。
生き物の一番大きな行動原理は
「苦を避け、快楽を得る」
ことです。
わたしたち人間(脳)も例外ではありません。
本日はここまで・・ということで
本日もここまで読んでいただきありがとうございます。
ては、また✋
参考文献