誰もが80歳代になると恐ろしいことが起きる!?
前回、健康を維持するために足を鍛えることがとても大切であるという内容の記事を投稿させていただきました。
今回、その続きといってはなんですが、YouTubeに
「60歳に戻れたなら、私はこうして生きるだろう」という動画がアップされていました。
「80歳になると全員こうなる・・」という、少し恐ろしげな副題がついています。
この動画をご覧いただければわかるように、60代で絶対にやっておいたほうがよいことを5つのカテゴリーで説明しています。
お金や人間関係、子供たちのことなど示唆に富んでいる内容が紹介されています。
そのなかに、健康のことが語られています。
健康に関してこの動画が強調していることは、「筋肉の大切さ」です。
60代以下の世代は、自分でどこにでも好きなところに行くことができ、
なんでも自由にできる体を持っています。
これは「筋肉」がまだ十分に残っていることで、脳から受けた指令を適切に実行できるということを意味します。
しかし動画の中でも語られているように、70歳を過ぎると1年間にいまある筋肉の2~3%が失われていくのです。これは70代の10年間で実に
1/4の筋肉が消失するということです。
若い人には想像できないと思いますが(現在60代のわたしも想像できません)、1/4の筋肉が消失すると、いまできていることの多くができなくなってしまう、あるいは困難になってしまうのです。
よって、高齢者がもっとも意識しなくてはならないのは、メタボでもなければスリムな体でもなく、いかに筋肉を維持し、そして増やしていくかということです。
若いころはいかに体重を減らすかを考えますが、高齢者はむしろ筋肉をつけて体重を増やした方がはるかに良いということです。
ではそのためには何をしたらよいのか。動画ではまずは次の3つを習慣にしてほしいと言っています。
1 スクワットをする
朝起きたらまず10回スクワットをする。トイレに行ったら5回、テレ
ビを見ながら15回。
これだけで、足の筋肉は確実に維持できます。
2 踵(かかと)上げをする
食器を洗いながら(なにか作業をしながら)20回。電車に立っている
ときに10回。歯磨きをしながら15回。
これで「ふくろはぎ」の筋肉が鍛えられる。
3 グーパー運動をする
手をグーからパーに開く。1日100回を目安にする。この時、力を入
れることを忘れない。
これで手の握力が維持できます。
上記の運動とともに、忘れていけないのが「食事」。
若い人はカロリーを減らして痩せようとしますが、高齢になると逆に痩せすぎは筋肉の減少を加速させます。これが寝たきりの大きな原因になると警鐘をならしています。
60歳を過ぎたら、いままでの食事の心がけ方を変えて、筋肉を維持、増加する食事に変える必要があります。
具体的には、毎日手のひらサイズの肉を食べる、1日1個はたまごを食べる。大豆や豆腐などを積極的に摂取するなど。
これらの食材を他の食材とバランスよく摂取することで、筋肉を保ち健康に過ごせるということです。
※ 食事については、個人の体質やお持ちの病気などもあり、またこの動画が伝えている食事摂取とは違った考え方もあるので、各自ご自身がいちばんよいと思われる食事摂取を考えた方が良いと思います。
そして何よりも大切なのは、80歳を超えていったん体が動かなくなってしまうと、後戻りをすることがとても難しくなるということです。そのときになって慌てても、時すでに遅しという状況になりかねません。
だからこの動画では、まだ体が十分に動く60代からそれに備えよと言っているのだと思います。
とはいえ、動画で紹介されている運動を毎日するのはけっこうハードルが高く、いざはじめたはよいものの、3日坊主で終わってしまったということもあるかと思います。
そのときは、前回書いたように、出勤するときにあえて階段を使うよう心掛けるといった簡単なことからでもよいのではないかと思います。
今回の動画の内容をどこか心の片隅にでも引っ掛けておき、できるところからやっていくことが大切なように思いました。
ということで、
今回も読んでいただきありがとうございます。では、また✋