必要なものは必要な時に与えられる
皆さんは今、与えられているものに満足しているでしょうか?
こうだったら幸せになれるのに。
もっとああだったら自信が持てるのに。
など自分には何かが足りていないという思いがあるのが人間です。
足りていないことに自信をなくしまうかもしれません。
恥じたり、劣等感や罪悪感を持ってしまうかもしれません。
さらに『こうあるべきだ』『こうでなければならない』という思いが強ければ強いほど自身を苦しめることにしかなりません。
それに対して私の師匠はこう教えてくれました。
『必要なものは必要な時に与えられる』
『常に今が最善なんだ』
人は思いに従い行動します。
神は人に思いを与えて動かそうとします。
神はその人の心の状態に相応しいものを与えます。
故に神心に近づくほどより高度なお役目を与えられるんです。
もし神心からかけ離れていると感じるなら、神心に近づく努力を続けて下さい。
そうすることであなたは多くのものが与えられるでしょう。
それを実感するほど神への信頼が強くなってきます。
それが信仰だと私は思っています。
以下は師匠の教えです。
【師匠の教え】
私の自信は今出来るからあるのではないんだ。
必要なものは必要な時までに与えられることを信じており、決して揺らぐことはないからなんだ。
私が静寂から離れられないのもこの信頼があるからなんだ。
神仏の御用を自分の御用とせよ。
一切の生きとし生けるもののために働きなさい。
今出来ること以上のこと成そうとせよ。
それを成すまでには必要な能力与えられることを確認せよ。
その確認、確認で神仏への信頼が生まれるんだ。
お金でも能力でも地位でも悟りでも何であってもそれが個人的な欲望なら与えられることは難しいだろう。
個人の欲望は世界に必要なものとは限らないからだ。
けれど、もし神仏の御用を自分の御用とするならばお金でも、地位でも、能力でも、悟りでも必要な時までに与えられるんだ。
個人的欲望は世界に必要だとは限らない。
だから与えられず信頼が生まれないのだ。
貴方の望みが神仏の望みであるなら全ては必要なものは必要な時までに与えられて思いどおりになるんだ。
それを確認せよ。
ここにいる人達を見てごらん。
お役目を果たそうとしているものほど先に進んでいるだろう。
それは必要なものを与えられ始めているからなんだ。
神仏のお役目、自分のお役目とせよ。
そうすれば貴方に必要なものは必要な時までに必ず得られると私がお約束する。
これは神仏が約束するんだよ。
神仏急ぐけど人間心で急ぐな。
今足りないと言うのが人間心の急ぐなんだ。
今その能力なくても思いっ切りやれ。
必要なものは必要な時までに与えられて何も足りないものないから安心しなさい。