人の過失を見るなかれ
『 法句経 (ダンマパダ) 』という仏典の中に …
… というのがあります。
このコトの詳しい解説は、大愚和尚様が
解りやすく解説されておりますので …
是非、ご視聴ください。☟
それで、僕が思ったことを …
『自分のしたこととしなかったこととだけを見よ』
ココがとても大事なコトだと思る。
何故なら、『 見よ 』とは説かれているが、【 語れ 】とは書かれていない。
そう、自分の『 あり方 』に従って生きているのなら、『 今ここ 』に集中してさえいればいい。
岸見一郎氏と古賀史健氏で有名な『 嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え 』の中の一文に …
「 お前の顔を気にしているのはお前だけ 」
… というのがあります。
当に言い得て妙 … なワケで …
それでもなお、人によってはその「 お前の顔 」を他者に評価してもらいたがったり …
「 幸・不幸 」に於いて、他者より上に立ちたいというか …
優越感に浸りたいというか …
そういう人も少なからずいます。
そして、自分のしているコト、しなかったコトを【 正当化 】するために、敢えて誰かしら(ナニかしら)を悪者や間違い、過失として訴える …
… というコトをついついしてしまっている。
そして、気付かぬ内に、周りから徐々に、倦厭・敬遠・嫌悪 されてしまっている。
そして、当の本人は全然気付いていない。
気付いていないので …
自分が言う『 正義 』も受け取る相手によっては【 攻撃 】になり得る場合だってある。
『 悟 』という言葉は …
心+五+口 で出来ているけれど …
大切な言葉(思い)を大事に守る心 … という意味らしく。
この世で真に修行・学んでいるモノは、あちこちベラベラと(特に自分のコトを)吹聴しないモノだ、というコトになる。
真に『 道 』を歩んでいる者は …
他者に多くを説く(語る)のではなく、よくよく他者から傾聴する者である。
… と思う。
僕も、そういう者になりたい。
( *´艸`)