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鶴の恩返しぃ~?
三十数年前に、某氏を助けたことがあります。
僕としては、そんなつもりは一切なかったのですが、僕が出来る事で、ちょっと手を貸して、ちょっと助言させていただいたのですが。
後日、その方から「 お礼 」というか「 恩返し 」 … というコトで現金の入った封筒を渡されたコトがありました。
丁寧にお断りして、それはお持ち帰りいただいたのですが …
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『 鶴の恩返し 』という昔話があります。
(⇧⇧ ポチっとすると、お話しを読むことが出来ます ⇧⇧)
このお話の印象は …
鶴の命を助けた おじいさん も …
おじいさんに助けられた 鶴も …
最終的には、誰も ✨ しあわせ ✨ にならずに寂しいお別れになってしまうというコトです。
実はこのお話の中では、鶴が一つだけやってはいけないことをしてしまったが為に最終的にみんなが寂しい思いをするコトになってしまったと思うのです。
それは、『 恩 』を返そうとしたからなんですねぇ(^^;)
そうなんです『 恩 』って、返したり又は、その恩を周りにお裾分けしたりするモノではないんです。
『 恩 』は『 着るもの 』なのです。
一生 肌身離さず身に着けていて、それゆえに、思いや言葉、思考や行動に現れて、その人を形作るモノなのだと思うのです。
逆を言うと …
【 罪を着せる 】とか【 濡れ衣を着せる 】という言葉を聞くと、一生拭い去るコトが出来ないモノを押し付けられた … と理解できると思います。
したがって『 恩 』は【 あだ 】になった時だけ返るんです。
【 我 】が強い人、【 我よし 】の人、【 他者からの高評価 】や【 尊敬 】を受けたいと切望している人はどうしても『 恩 』を返したがる傾向にあると思います。
( 何故なのかは容易に想像できるはずです。 )
そうではない人が『 恩 』を着るコトが出来るのだと思います。
今の世の中は、「 貰った ⇔ 与えた 」「 奪った ⇔ 盗られた 」と …
兎に角、なんでも 物・モノ・もの … 💦
例え、人から受けた『 恩 』でさえ【 モノ化 】している様に、僕には見えてしまいます。
もっと心を、もっと思いを、もっと精神を大切にし、育みたいと思います。
( *´艸`)