同一
同一労働同一賃金という単語が頻繁に目につくようになってきました。
文字通りだと同じような作業をするなら、雇用形態に関わらず同じ賃金にすべし という内容となり、ごもっともなんですがその運用はかなりずさんな気がします。
派遣元事業主は、下記のいずれかの待遇決定方式により派遣労働者の待遇を確保するとある。
1「派遣先均等・均衡方式」(派遣先の通常の労働者との均等・均衡待遇の確保)
2「労使協定方式」(一定の要件を満たす労使協定による待遇の確保)
このうち、2「労使協定方式」については、「同種の業務に従事する一般労働者の賃金」と同等以上であることが要件となっています。
派遣先の給与体系の資料なんてくれるとは思わないのでほとんどが労使協定方式となると思います。
自分のチームに来て頂いている方たちに聞くと、特にヒアリングもなく、法改正に対しての説明も全くないそうです。
派遣労働者の業務内容もほとんど共有出来てない派遣元はどうやって賃金を決めているのか理解出来ないです。
金額が提示され、交渉の余地なしと打診がありました。
モチベーションのupが期待されると想定されているが、そもそも、カジュアルな関係を求めている人がいたり、上昇分が逆にプレシャーになる場合も考えられるので、各個人と綿密な協議の元提示して頂かないと、良い結果につながらない。上昇分の金額を何に使うかなんて無粋なことは聞けないが、派遣されている方へ還元されていることを期待する。
改正が税金の徴収のためだけでなく、各個人の利益につながるように運用してもらいたい。
自分自身は現在正社員だが、これからフリーランスになろうと考えているので、いろいろな立場から気になる改正です。
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