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(3)なぜ医療機器業界からゼネコン業界に転職したのか

written by  病院建築note(医療機器メーカー出身のゼネコン社員)


はじめまして。


私は医療機器メーカーの営業から
ゼネコンの営業に転職しました。

医療業界で働く方は自分の専門分野があるので、転職するにしても同じ医療業界に転職される方が多いです。

医療機器メーカーからゼネコンに転職される方は滅多にいないと思います。

そもそもゼネコンは新卒採用がメインで、社員の勤続年数も20年以上と長いところが多く中途入社の間口も非常に狭いです。

私がいま所属している病院建築の部署も私以外は新卒採用の方々です。

今回は私がゼネコンに転職した理由について書こうと思います。


■より多くの方々の健康に関わりたい。


医療機器はone to oneの営業スタイルなので、自分が関わる医療関係者の数には限りがありますし、私自身の専門領域(消化器外科、泌尿器科、産婦人科、脳神経外科等)にも限りがあります。

そんな中で私が担当している医師を他のメーカーや業者さんに引き継がなければならないことがあり、歯がゆさを感じていました。

しかし建築とは「大きな箱」を作ることになるので、そこには多くの医師が働いており、多くの患者様がいます。またメーカー問わず、大量の医療機器が納入されています。

そういう中で自分が影響する範囲に制限を設けず、もっと多くの方々に関わりたいと思ったときに「建物を作る」というより視点の高い立場で、人々の健康に関わりたいと思ったのでした。

もちろんその前提として、「なぜ健康に関わりたいのか」ということがあると思います。

私の親戚には癌などの病気で亡くなった方が多かったため、新卒採用のときから「人々の健康に関わること」を軸に就職活動をしてきました。

その詳細やなぜ新卒のときにはゼネコンを受けなかったのか?についても別の記事で書いていきたいと思います。


■自分の能力と好きな分野を両方活かしたい。

私はこれまで年間1,200以上の医療従事者との面会してきた経験から、病院の意思決定プロセスや医師へのコンタクトの仕方は熟知しています。

また私の興味があるのは建築の分野です。

医療営業をしながら独学で取得した宅地建物取引士や賃貸不動産経営管理士の勉強の中でも建築や不動産の分野に興味を持ちましたし、現職の医療営業でも手術室改修する案件で図面を見たり、機器の配置を考えることに興味関心を持ちました。

これからは自分の得意な分野に加えて好きな分野も大事に仕事をしていきたいと思ったときにゼネコンで病院建築の仕事をしたいと思いました。

このような理由から全くことなる業界に飛び込みました。

宅建などの資格は取ったが、工事現場にいったことはないので建築のイメージが沸かない。

いまの会社は新卒採用メインで中途採用の経験がほぼないため、中途社員向けの研修プログラムはなし。

教えてくれるがOJTメイン。正直よくわからない。

入社して半年たったいま、大分慣れてきましたが、
入社した当初はゼネコン独特の社風や仕事の仕方に大変苦労しました。軽いカルチャーショックを受けました。苦笑

これからは、前職での経験も存分に活かしながら主体的に仕事をしたいと思ったときにブログをはじめようと思ったのでした。

今後の記事としては

・私が建築に興味をもった経験
・医療機器とゼネコン営業の違い
・日本医療の問題点
・病院建築でいま求められていること

などについて定期的に幅広く書いていきたいと思います。

どうぞよろしくお願い致します!


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hospital architecture note
mail:07jp1080@gmail.com
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