『子どもだから…』という理不尽さ
こんにちは、RISAです。
今から約10年前、息子が5歳の頃、私は離婚をしました。
理由は相手からのモラハラ。
自分の意見は正しい、素直に謝らない、相手が屈するまで許すことはなく、論破する。
その影響から私は鬱と診断され。
薬の副作用から躁鬱が激しくなる一方の中、私は望んでいた育児が出来るのだろうか、笑顔のママでいられるのだろうか…
そこから離婚と脱服薬を目指し、1ヶ月で生活基盤を整えて離婚しました。
その離婚で私が決意したこと。
それは息子には『子どもだから…』を理由にしない、ということでした。
子どもだから本当の離婚理由を話さない
子どもだから選択肢を与えない
子どもだから大人の話を聞かせない
子どもだから子どもらしくいさせる
こんな風にしたくなかったのは、私自身がそう両親にされてきたからでした。
子どもと言えど、一人の人間として理解は出来なくても、伝えるし接する。
『大人だから』と言う理由で理不尽な想いはさせたくないし、大人だから許される訳でもない。
自分への戒めでもあります。
おかげで、学童に通ってた頃はおばあちゃん先生に対してもおかしいと思ったら、おかしいと言ってたし、その度に私はお子さんは…と注意を受けてましたが、息子が正当な言い分であればきちんと味方にもなれました。
ある時は小学生の担任からも電話が来て、『理科の授業で問題があった』と話をされました。
息子の話も聞いたところ『理科の授業で先生が目の前の道具を触ってはダメだと言ってるのに、仲のいい友達が触ろうとしてたから、注意したら無駄口聞くな!と怒られた 』と言っており、次の日の理科の授業はトイレにその仲のいい子と隠れてたとのこと😔注意したのになんで俺が怒られるんだ!まだ先生からも謝って貰えてない!と。
きちんと息子の話も聞かず、謝りもしない理科の先生。
どっちが正しいとかは人それぞれだと思いますが、トイレに隠れて授業に出ないのは良くないとしても、息子の言い分は私は正しいと思います。
なにかと目をつけられやすかった息子は、今ではハッキリと主張が出来て、周りのこともきちんと見てまとめられるクラスのリーダー的存在ですと仰っていただけるようにもなりました。
私たち大人も、子どもの頃な理不尽に怒られたことや縛り付けられたことが大人になってトラウマになっていたり、心の傷となりうまく社会に馴染めなかったりする一因にもなっているところがあります。
でもそれは私たち個人の問題じゃなくて、その時の時代風景、大人や周りからの影響がそうさせてる。
そう思うと、嫌いなあの人、苦手なあの人も『子どもの頃の環境が苦しかったのかな』と少しは寄り添えるような気にもなれます☺️
私は息子が誇りです。
そう言える親でありたいし、大人一個人としても良い影響を与えられる大人でありたい。
私も息子もまだまだ、成長中です。
では、今日も良き一日をお過ごしください🌟