SL人吉ラストラン
本日でSL人吉はラストランをむかえる。
2009年4月25日から運行を開始している
後一カ月ほど運用されれば運用開始から15年を迎えたのだが…
人吉に行かないのに人吉?と思う方がいるかもしれないが、元は熊本ー人吉間結ぶ快速であったが、肥薩線が豪雨により運休となったたため、現在の運用区間での運用となっている。
(仮に列車名を変更するならSL鳥栖?か)
引退理由は車両の老朽化
継続して走らせて欲しいという声もあるだろうが、
メイン牽引機に使用されるのは8620型蒸気機関車
使用客車は50系客車、補機としDE 10
8620型は1922年製
人間でいうと102歳である。
102歳になっても働く機関車の心情はいかなるものなのか…
客車に使用される50系、補機に使用されるDE10も
国鉄時代に製造されもので、
運行が続いたのも不思議な気がしてならない気もする。
(JR九州が維持管理に尽力を尽くしたからである)
安全面なども考えると引退は避けられないものであったとおもう。
仮に運行するとしたら、博物館等での動態保存になるのではないだろうか?(実際京都鉄道博物館で行われている、九州の場合は九州鉄道記念館になるのか?)
SLではなくDL人吉として運行するという考えもあるが、需要があるのか…(DE10も引退が進んでいるのだが)
九州の方とくに人吉在住の方には
非常に申し訳ないのだが、当初SLひとよしではなく
SLじんきちと呼んでいた…。
肥薩線が復旧することはなかったので最後まで肥薩線を走ることなくの引退となってしまった。
肥薩線時代と鹿児島本線時代の両方に乗車しているが、列車と違った旅を楽しむことができた。
ゆっくり走っているせいか車窓が堪能でき新たなる発見もあった。
ありがとうSL人吉。