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コーチングで得られるものをより分かりやすく説明したい
コーチング講座の資料準備をしている中で、
こんな説明をすることがあります。
コーチングとコンサルティングの違い(基本)
もちろん一番分かりやすい違いが
「コンサルティングは自身が持っている知識やノウハウを教える」
一方
「コーチングは教えるのではなく、クライアントから答えを引き出す」
またもう一つの違いとして
「コンサルティングはクライアントの抱える課題に対して焦点を当てる」
一方
「コーチングではクライアント自身に焦点を当てる」
という考え方です。
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視点が違うことで生まれる大きな違いは、
「コンサルティングは結果に対してコミットする」
一方
「コーチングはクライアントの問題解決や目標達成の結果に対する責任はクライアントが負う」
という考え方があります。
(国際コーチング連盟ICFのポリシーに則る)
これを初めて聞いたときは、正直なところ衝撃を受けたのを覚えています。
コーチングを受けることのメリット
「結果にコミットしないのであれば、コーチングを受けるメリットは何か?」と問われたとき、「コーチングが目指すのは課題解決や目標設定に取り組むプロセスの中でクライアントの成長を促すことが目的だ」と言うようにこれまで私は講座の中で説明してきました。
「成長する」とはどういうことか?
「成長する」とは正直な所、とても曖昧な表現です。
ある程度の知識・経験・スキルを身に着けた大人の私たちが、この先「成長する」とはどういうことか?
これに対する説明を簡潔で分かりやすく伝えることがこれまでもずっと難しく、長い間モヤモヤしていたのですが、今私の頭の中に浮かんが事は
「非認知能力を身に着ける」でした。
非認知能力とは何か?
では非認知能力とは何か?に関て、これは様々なサイトで説明がされていますが、ChatGTPさんに解説をお願いしたところ、こんな回答をいただきました
非認知能力とは:
「IQなどの認知的なスキルとは異なり、個人の性格や行動、態度などに関する能力」
具体的には:
●自己制御(Self-Control)
自分の行動や感情をコントロールする能力
(例)ストレスの多い状況でも冷静でいられる
●やる気(Motivation)
目標達成に向けて努力し続ける力
●共感(Empathy)
他人の感情や視点を理解し、感じ取る能力
これにより、良好な人間関係を築くことができる
●協調性(Cooperation)
協調性は、他人と協力して目標を達成する能力
チームワークやコミュニケーションスキルが含まれる
●粘り強さ(Perseverance)
粘り強さは、困難な状況でも諦めずに努力を続ける力
これは目標達成に不可欠な要素
そしてそれを育むために必要な行動は
●目標設定と自己管理
明確な目標を設定し、それを達成するための計画を立てることで自己制御力を高める
●フィードバックとリフレクション
自分の行動や結果についてのフィードバックを受け、
それを反省することでやる気を向上させる
●社会的活動への参加
ボランティア活動やチームプロジェクトに参加することで共感や協調性を育む
●困難に立ち向かう経験
困難な状況に直面し、それを克服する経験を積むことで粘り強さを養う
非認知能力は、人生のさまざまな側面で成功を収めるための基盤となります。その重要性を理解し、日々の生活や学びの中でこれらの能力を育むことが大切です。
これを読んで、「あーーー、まさにこれがコーチングの中でやっている事だーー」と深い腹落ち感。非認知能力を養うために行う行動、その内容は、コーチがクライアントに促す内容まさにそのものです。
「コーチングを受けて得られるものは何ですか?」
もし今後こんな質問を誰かからいただいたら、
私はまず一番に「非認知能力」です、と答えよう。
もちろん他にもいろいろない言い方があります、一言でかたずけられる内容ではないのですが、この言葉が今私が知る中で最も簡潔で伝えやすい方法だと思ったのでした。