成功する売り方を考えるマーケティング基礎⑦ ロールモデルを見つける
ロールモデルを見つける
皆さんが進めたいビジネスの大枠が出来上がったら、
皆さんが始めたいビジネスに最も近い形でビジネスを展開している競合(いわばライバル)を探してみましょう。
ライバルが見つかったら、まずはそのライバルを分析します。
・メインの顧客は誰だろう?
・どのようにして顧客と接点をもっているだろう?
・顧客を魅了しているポイントはどんなところだそう?
・このライバルはどのくらい売り上げを上げていて、どこに経費をかけているだろう?
ライバルを分析して成功要因を知る
まずはライバルの研究・分析から始めてみましょう。
もし可能であれば、そのライバルの顧客(ユーザー)になってみて、実際に試してみるのが最も顧客の気持ちを知ることが出来る近道です。
ライバルを分析することで、なぜこのライバルは成功しているのか?まで考えてみると、よりその分野のビジネスで大切なことは何か?を知ることが出来るはずです。
まずは同じ方法で骨組みを作ってみる
ライバルの分析が終ったら、まずはライバルと全く同じ方法でビジネスを進めてみることをお勧めします。
ここでもしかすると「丸々模倣をしてしまうのは問題なのでは?」と感じる方がいるかもしれません。もちろん丸々模倣したまま商品を出してしまえば問題になります。まずはライバルを参考にしながら大きな骨組みを作ってみる、という表現の方が正しいかもしれません。骨組みが出来た後は、皆さんが考えるビジネスの独自性やライバルにはまねができない差別ポイントを肉付けしていくイメージで考えるとよいでしょう。
もしもライバルがみつからなかったら…
もしもライバルが見つからない…と思ったら、その時は皆さんの考えるビジネスが市場では成り立たない可能性がある、という点についても考えてみましょう。
なぜなら…、情報量が膨大なこの時代、皆さんが考えたビジネスが革新的で全く新しいコンセプトのビジネスである、という可能性は極めて低い、と私は考えているからです。世の中には新しいビジネスを立ち上げようと模索している方々がごまんといます。皆さんが考えたビジネスは、他でも同じような考えで実際に立ち上げて市場で試したことがある方がたくさんいるはず、と言う前提でお話を進めさせていただいています。
(このブログはスタートアップ起業について書いているブログではないので、ご了承ください)