成功する売り方を考えるマーケティング基礎⑥ユーザーと会える場所を考え
始めの一歩はユーザとの出会いから
ユーザーインタビューが終ったら、顧客とはどこで出会うことが出来るのか、を考えましょう。最近は「集客」といえば「SNS」という方法をすぐに考えてしまいがちです。もちろんSNSは強力な集客ツールになりますし、実際に私が立ち上げたビジネスでも集客の95%以上をSNSで成り立たせたものもあります。しかし、一般的にSNSで告知活動をしたからといってすぐに集客ができるか、というとそう簡単なのものではないのも事実です。
「集客=SNS」と考える前に、他にも顧客と出会える場所がないかどうか、じっくり検討してみることが大切です。
顧客と出会える場所は、提供する商品・サービスの特性によって大きく左右されますが、色々な視点で考えると、接点とは実に無限大です。
大きくはオフラインとオンラインに分けることができますが、それぞれの中でもどういった方法で顧客に自分の商品を広めていくか、これも仮説を立てて実際に進めながら修正していく必要があります。
【オフライン】
・店頭、街中、などでのポスターやビラ
・交流会などのコミュニティー
・人伝の紹介
・雑誌・情報誌などの媒体
【オンライン】
・ホームページ
・ブログ
・インスタグラム
・ツイッター
・フェイスブック
・メルマガ
・ユーチューブ
・音声コンテンツ(各種あり)
接点がよくわからない時には…①
顧客と接点を持つ場所を検討する際に、最も有効なのがご自身のビジネスと競合するところで成功している人や会社を見つけて、そこの進め方を参考にしてみる事です。例えば、ご自身のビジネスの競合がインスタで集客活用や発信活動を行っていない場合、インスタユーザー中には皆さんのビジネスの核となるユーザーさんが存在していない、という可能性もあります。
まずは自分と競合するビジネスをやっている人の成功事例を参考にしながらスタートさせ、その後ご自身にあった接点の持ちかたを少しづつ模索していくと良いでしょう。
(競合についてのお話は次回の投稿で触れたいと思います。)
接点がよくわからない時には…②
前回のユーザーインタビューの仕方についてお話していますが、分からなくなった時はまずはユーザーに聞いてみる、がマーケティングの基本です。ユーザーの本当の気持ちはユーザーになってみないとわかりません。ユーザーが日常、どんな場所に顔を出し、どんなサイトを確認し、どんな情報をえているのか、こうした行動を聞き出すことで、ユーザーと接点を持てる場所を考えていきましょう。