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セッション事例①「目標がない」
色々な方のコーチングセッションをやらせていただくと、
「目標がない」というお悩み、「目標を見つけたい」とう目的でコーチングを受けに来てくださる方にお会いします。
目標がない事は悪いことか…
まずはそもそもですが、目標がない事はそんなに悪い事でしょうか?
私は必ずしも目標がない事が悪いことだとは思っていません。
と言うよりはむしろ、「目標」と言われると長期的な大きな目標をイメージする方が多いのですが、目の前の小さな目標でもいいじゃないですか!と思っています。
人には実は二つタイプがいます
一人目がこれからの未来に明確な目標を決めて、その道を進んでいこうとする人。
二人目がこの先の道は良く見えないけれど、目の前の一歩一歩を進んでいたらいつの間にか後ろに道が出来ていた人
コーチと言う仕事(目標を定めてそこに進むサポートがメインの仕事)をやっていながらも、実は私も二人目、つまり目の前の一歩を進んでいたら気付くと後ろに道が出来ていたタイプの人間であります。大きな大きな目標と言うよりは割と小さ目の少し先の目標に向かって進んできた人間ですが、こうした進め方に私は一切問題を感じていないし、後悔もしていません。毎日どんな道が目の前に広がるのか、ワクワクしながら冒険するような毎日を送っいます。
やりたいことは誰の中にも必ずある
それでももし、やりたい事や大きな目標を見つけたいなら、
私は断言します…
「誰の中にもやりたいことは必ずある」
ないと思っているのは、その人の中に眠っているだけ、まだ自分の中で眠っている「やりたい」が目を覚ましていないだけです。
どうやって呼び起こすか?
ではそれをどうやって呼び起こすと良いでしょうか?
きっと色々な方法があるとは思いますが、
まずは意識するだけでも、毎日目に飛び込んでくる世界が違ってくるでしょう。
私がセッションの中で良くやっているのは、
幼少期から学生時代、若手時代、中年期、これまでの人生を年単位くらい細かく区切って振り返っていくワークです。
未来が見えないのであれば、過去を探査すればいいのです。
その時に、楽しかったこと、夢中になった思い出、人から感謝されて嬉しかったこと、小さい頃になりたかった夢、その集団でどんな存在だったか、色々な側面から過去自分を思い出すことで、
大人になって色々なフィルターがかかる前の、色々な可能性が制限される前の本来の自分を思い起こすことができます。
このワークをやることで、自分の根源を再発見したり、自分の「好き」を思い出したり、自分の「大切な物」をクライアントが改めて認識する場面に私は何度も立ち会ってきました。
何となくやりたいことが見えたら
もしも、何となくなりたいことがわかったら。
ではそこから何をすればいいのか?でまた立ち止まってしまう方もいるでしょう。私のセッションではそこからまた小さな可能性を拾って広げてみたり、別の角度から考えて新しい気づきを見つけてみたり、そんなアプローチをとっていますが、
誰にでもまず言えることは、
「どんなことでもいいからやってみたら?」です。
何でもいい、些細な事でもいい、調べることや、人に会う事でも、ハードルの低い物からやってるうちに、いつか自分が進みたい方向や、やりたい事の解像度が少しづつ上がっていくことと思います。
いくつであっても、自分のやりたい事、目標をを探索することは、決して恥ずかしい事ではないのです。