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予想の2倍の価格で案件受注。自信を持って価格設定できた話。
(インタビュイー:すがいあきこさん)
ライブハウスのマネジメントから法律事務所での業務、オンライン秘書まで、多彩なキャリアを持つパラレルワーカーのすがいあきこさん。
豊富なスキルと経験を持ちながら、自身の仕事の価値付けに悩んできました。
そんな彼女が「単価アップ集中講座」を受講し、新規案件の価格交渉で予想の2倍の金額での受注に成功。
「時給」という従来の価値基準から脱却し、業務を適切に分解・分析することで、自信を持って価格を提示できるようになったそうです。
仕事の価値を正当に評価することの重要性と、自信を持って価格を提示するためのマインドセットについて語っていただきました。
多彩なキャリアを持つパラレルワーカーとして
Q:現在のお仕事について教えていただけますか?
A:現在はライブハウスのお仕事が全体の約50%、法律事務所での業務が20〜30%、そしてオンライン秘書の仕事が残りの20〜30%という割合で働いています。
ライブハウスでは現場業務だけでなく、管理職としてスタッフのマネジメントやメール対応なども担当しています。
過去にはクラウドファンディングの運営サポートなども経験しており、業務内容は幅広いです。
Q:そういった状況の中で、単価アップ集中講座を受講しようと思ったきっかけは?
A:2023年の秋頃にオンライン秘書としての名刺を作る際、自分の仕事の棚卸しを一度試みたんです。
ただ、実際にはライブハウスでの業務など、私の業務を大きく占めているライブハウス業務が3行程度の簡単な説明で済ませてしまっていました。
今回もう一度、客観的に自分の仕事を見直したい、適切に価値付けをしたいという思いがあり、講座の受講を決めました。
予想の2倍の価格での受注を実現
Q:実際に講座で学んだことを活かせる機会があったそうですね?
A:はい。講座受講中に、今までの依頼ではなかったような、新しい形の依頼をいただきました。
一番初めに提示された条件が曖昧だったのですが、講座で学んだ「業務の分解」という考え方を活用して、しっかりと根拠のある価格を提示できました。
Q:具体的には受講後どのような変化がありましたか?
A:以前は時給換算で考えがちで、自信のない価格設定になっていたんです。
しかし、講座で学んだように業務を細かく分解し、それぞれの価値を積み上げていく方法で見積もりを作成したところ、当初予想していた金額の2倍程度の価格設定ができました。
交渉のテクニックも学び、最初は少し高めの金額を提示して調整するという方法も実践できたんです!
価値を正当に評価する重要性
Q:講座を通じて、特に印象に残っている学びはありますか?
A:「業務の分解」という考え方が最も大きな学びでした。
例えば、以前はライブハウスのレンタル費用を「一式いくら」とまとめて提示していましたが、実際には様々な要素が含まれています。
それらを適切に分解して価格を設定することで、自分の提供する価値を明確に示せるようになったんです。
Q:今後、どのように学びを活かしていきたいですか?
A:2024年は少し落ち着いた1年にしたいと考えていますが、新しい案件や面白い仕事があれば、今回学んだことを活かしてチャレンジしていきたいと思います。
特に、自分の経験や知識の価値を適切に評価し、自信を持って提案できる力は、今後のキャリアにおいて重要だと感じています。
Q:どのような人に講座をおすすめしたいですか?
A:新規案件の相談を受けている人はもちろん、将来的に新しい依頼を受ける可能性がある全ての人におすすめです。
特に、今までにない形の依頼や、自分の価格設定に自信が持てない人は、受講する価値が大きいと思います。
ほとんどの仕事で「見積もりを出してください」という場面は必ず来ますから、ぜひたくさんの人に受講して欲しいですね。
すがいあきこさん、貴重なお話をありがとうございました!
(インタビュー日時:2024年2月9日)