平泉で感じた「おもてなし」のこころ
ギンギラギンに、まったくさりげなくない日射しが照りつける中、中尊寺金色堂を訪れました。
奥州藤原氏の巨大な力を感じるよりも何よりも、とにかくお水が飲みたい!と言いたくなる天気です。
駐車場にあった自動販売機をみると、こんな張り紙が。
これは…、すごくいいアイディア!
海外を旅行していて一番困るのは、貨幣の区別がつかないことです。
小銭を見分けられないのでお札ばかり使っていると、どんどんサイフが重くなる。レジで焦っている時にひとつずつ確認するヒマなんてないし……。
こうしてイラストで説明してくれたら、とても探しやすいのでは。色や穴のあるなしというシンプルな違いは、外国人にとって大きなヒントになりそうです。
自分にとっての当たり前を疑うことこそ、「おもてなし」の基本。
海外との貿易で富を築いた平泉には、旅人への気遣いが根付いているのかもしれない。
千年近い時を経て受け取った「こころ」。いい思い出ができました。
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