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【閑話休題】わたしの大好物発表! フライパンの上で鳴く珍獣系おつまみ「いびり蒟蒻」


導入(省略可)

いびり(≒炙り)………何やら物騒なネーミングですが、ピリ辛の味付けをした蒟蒻の炒り煮です。南東北~北関東あたりの蒟蒻好きさんなら、この名前にも覚えがあるのではないでしょうか。

\ い び り こ ん に ゃ く /

調理中、フライパンの上ででヂィヂィ鳴くのが妙に可愛くてですね、「へっへっへ もうすぐ喰ってやるぞ へっへっへ」なんて小悪党じみた小芝居を打ってみたり、そうでもなかったり、する訳なんです。

………この記事は、日本で最も蒟蒻を大量に消費する(らしい)山形県山形市の出身である筆者こと私が、こよなく愛する蒟蒻料理(おつまみ)「いびり蒟蒻」について、noteをご覧の皆様に向けて広くご紹介するものです。

なお、地域によっては「雷こんにゃく」と呼ばれたりもするようです。むしろそちらが主流か。他にどんな呼び方をされているのかはわかりません。情報提供、お待ちしています。


材料

  • 板蒟蒻: 1枚

  • 水: 1000cc±

  • めんつゆ: 30cc≒大さじ2杯 ※メーカーにより異なる

  • 七味唐辛子: 適当にひと振り

  • ごま油: 適当にひと垂らし


2倍量の図。愚かな私、調子に乗って板蒟蒻2枚くらい平らげる事があります。のちに、半々の確率で後悔するまでがセットです。

※備考・注意事項

  • 用具について: 私はこれを調理する時、フライパン、菜箸、ざる、小型の計量カップを使用していました。

  • めんつゆについて: 私はこれを調理する時、ヤマサ醤油の「昆布つゆ」を使用しています。濃縮度合いがメーカーや商品により異なるため、調整してください。

  • 火加減について: 「中火」とは、「目に見える炎の先端が鍋肌に接する」程度とします。コンロのつまみ側でなく、使用する調理器具とコンロの火力のバランスを見て調整してください。

  • 食品衛生界隈では「病原体を持ち込まない・拡げない・付けない・殖やさない・やっつける」が鉄の掟とされています。今回の記事のレシピは生鮮食品を使用しませんが、(作り置きを目的とされる場合は特に)くれぐれも手指と用具の清潔にご注意ください。

    みんな手は洗った? ハンドソープを使って! 20秒以上! 手首のあたりまでアワアワしてからすすいでね!!

作り方

  1. 蒟蒻を一口大にちぎります。内容液は不要です。一般的な唐揚げの1/3~1/4くらいのサイズが目安です。ちぎるのが苦手な方は、包丁やキッチン鋏を使っても良いでしょう。大きすぎると違うものが出来上がりますたぶん蒟蒻ステーキと呼ばれるものです

  2. ちぎった蒟蒻を水から茹でます。点火したらすぐに火加減を中火に、沸騰を起点として3分以上茹でます。これは「アク抜き」の工程です。アク抜き不要を謳う蒟蒻も出回っていますが、アク抜きをしたほうが後述の珍獣みが出やすいです。また、味が入りやすい気がします。

  3. 蒟蒻をざるに取って水気を切り、めんつゆ、ごま油を一緒に入れて点火。七味唐辛子は古いものならここでin、香りの良いものは最後に行き渡らせるのが良いでしょう。

  4. 水気が少なくなってくる頃、蒟蒻が鳴き始めます。珍獣タイムだ!! 焦げ付かないように菜箸で混ぜて見守ります。このあたりで火加減を弱めても良いでしょう。水気が完全になくなったら完成です。

所要時間は15~30分程度、日持ちは冷蔵で3日程度です。が、温かい状態が一番美味しいと思います。

〆(省略可)

私は山形県の出身です。真偽の程は不明ですが、蒟蒻の消費量が日本で最も多いのだとか。それでいて原料の蒟蒻芋は群馬県から仕入れてきているのだとか。

山形人・謎に蒟蒻好き過ぎ説。確かに、子供の頃から結構な量を食べた気がします。おやつとして食べていた覚えもあります。でも年間kg単位で数えられるほどか? と問われると、そこまでの自信はありません。

いや案外、あるいは?


お疲れ様でした! 今回はいつもと違った内容の記事をお送りしましたが、お付き合い頂きありがとうございます。これから、私のnoteは「自学自習の成果」と「私の好きなもの」をシェアすることを主軸にしていきたいと思います。

次回は………通常運転に戻ります!「④防御力UP! アクリル系特有の弱点と対策」と題して、塗装完了ミニチュアのためのトップコート選びや保管についてのお話を書きます。

このところ寒暖差が激しくて、神経系が風邪引きそう!
皆さん、お身体を大切に、乗り切っていきましょう。それではまた来週!!

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