「やってみた」まさにそれ
私は、親の成年後見人になっています。
その直前、親に「確定申告ってやっているの?」と聞いてみましたが、「そんなのはやってないなぁ」と言われました。
調べてみたら、年金生活者は確定申告をすれば少しはお金が戻ってくるらしい、という事を知りました。
ただ、どれぐらい戻ってくるのかは分かりません。
ちょうどその時は私の勤務していた会社が破産し、一時期自営業者になっていた時期だったので、自分の確定申告をする必要性もありました。なので、
「ついでにやろうかな」
という軽い気持ちで二つの確定申告をやることに。
さすがに初年度は、「いったい何をどうすればいいの?」状態だったので、税務署へ行きました。
いや〜長かった。
最初の長蛇の列を見て、「やめて帰りたい」と思いましたが、私の場合は家計に関わることなので、そういうわけにはいきません。
お昼前に到着し、終わったのは午後5時、周りはすっかり閑散としていました。係員の方はテキパキしていたのですが、2人分だったので尚更余計に時間がかかったようですが、いったい何にそんなに時間がかかったのか、、、(細かい事の積み重ねなんでしょうね)。
「あんなに待たされるの、もういや」と思っていましたが、翌年は「e-tax」という、つまりネットで申告ができる案内が届きましたので、やってみました。
年金受給者の申告は比較的簡単です。他に収入もなく、控除は生命保険と地震保険だけと、記入欄も少なめ。
あとはマイナンバーと、税務署から来たハガキに書かれている識別番号を入力すれば、終わりです。
「これで合っているんか?」と確認しながらの作業ですが、それでも30分程度でしょうか。
わざわざ税務署に行かずに済みました。助かりました。
ただ、受け取れる金額は年ごとに減ってます。これも政治や景気の影響でしょうか。
今年は僅かに数千円。
「だったらやる意味、あるのかな」と思います。