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ちょっと意外な話も

先日、清水ミチコさんの本を読んだのですが、

あまりにもおもしろかったのでもう一冊読みました。

カニカマ人生論(幻冬舎)

こちらは2022年刊行の新しい本です。前回の本は日記風で、見開きにひとつは毒(悪口)を吐いている感覚で電車内で笑いながら読んでいましたが、こちらはもう少し哲学的なことが書かれています。

学校へ行く意味について

学校で学ぶこと(略)自分と同じ価値観を持つ仲間がすぐ隣にいると言うことは、日々刺激になるだろうし、切磋琢磨してるうちに、自分を客観的に見ることができるのでしょう。だいたい同じ夢を持つ者どうしで集まれる空間なんて、人生でそんな時しかありえないんじゃないでしょうか。


ラジオ

単調な仕事の時、いかにAMラジオが人を励ましてくれるか、身をもってわかりました。毎日の作業工程に慣れてくると、どんな人でもすぐ「退屈」とか「飽きてきた」という気分が顔を出すものです。(略)(あ、このコマーシャルが流れてきたゾ、そろそろゼリーを冷蔵庫に入れる時間だな)など、正確な時計がわりにもなってくれます。

123−124ページ

清水さんは結構ラジオにも出ているのですが、その理由はこれかと。

タモリさんの話

一番びっくりしたことは、振り返ればいつもどんな時も毎日ニコニコしてらっしゃったということです。想像より人格者というか、日々誰にだっていろいろあるのが人生なのだし、タモリさんにだって(今日はオレちょっと不機嫌なんだよな)という時があってもよさそうなものなのに、そういった顔を現場で一度も見せたことがありません。いつも機嫌よくそこにいる、ということは、一番大切なマナーですよね。(後略)

やっぱりすごい人なんですね。

ここに共感

いちばん共感したのは、この部分でした。

語感はカッコ悪いけど、「大事なことは人に聞け」。これが私のモットーになりました。

実は私も、結構な部分で「人まかせ」。
「それでもいいんだ」と思わせて頂きました。感謝!

そんなわけで、

今年もありがとうございました!(どんなわけで?)

#推薦図書

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東の京の田舎市民
至ってごく普通のサラリーマンのつもりですが少し変わった体験もしています。

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