much betterとperfectとsounds good
英語って何かと「前向き」だなぁと思います。数少ない体験からその一例を。
① much better
もう30年以上前ですが、「ハイディ矢野のアメリカンイングリッシュ道場」というラジオ番組がありました。私が「英語が楽しい」と思えたきっかけを与えてくれた番組です。
アメリカ英語の発音を日本人に伝えるという番組で、日本人にとって英語独特の発音方法やアクセントはなかなかすんなりと身につかない、ということも分かる番組でした。
「こういうふうに修正しましょう」と講師が言い、生徒がそれで劇的に発音が変わる場合もあれば、少ししか変わらない、というケースもあります。
ラジオ番組なので時間に制約があります。「少ししか変わらなかった」生徒に対して矢野さんがよく発していたのが、
much better
でした。
② perfect
これまた30年近く前の話。会社に外国人から電話がかかってきました。彼「◯◯さんはいるか?」私「いません」彼「ではこれから言う番号に電話をくれないか」私「はい」
そして彼は電話番号を言ったあと、「リピートしてくれ」と言われたので、私がその番号を言ったところで彼が言ったのが、
perfect
でした。
よく考えれば当たり前です。間違ってちゃダメなので。でも日本語なら「そうです」と言うところが英語だと「完璧です」になる。「俺って完璧なのか」と、ちょっと感動しちゃいました。単純な男です。
③ sounds good
10年ほど前に海外へ行った時の機内でのことです。税関書類に記入することをすっかり忘れていた私は、隣にいた超美人の白人お姉さまに、「書くもの貸して」と懇願。変な英語になっていた私はすっかりしどろもどろになっていましたが、お姉さまは「ペンが必要なの?」とズバリ。
そうです。
ペンを返したときに、「私はこういう目的でこの飛行機に乗っていて、向こうではこう言うことをして」みたいな事をしゃべったつもりなのですが、これまた完全にしどろもどろ。自分でも「何言っているか自分でもわからん。こりゃ絶対伝わってねえや」と自覚したときに超美人の白人お姉さまが発したのが、
sounds good
でした。
私が同じ立場だったらたぶん「あ、そうですか」というリアクションだと思うのですが、「good」って言われただけで、「ま、伝わらなかったんだろうけどしょうがないか」と思えました。たぶん適当に回避されただけだと思いますが。
その後約10時間、いっさい無言でした。