心の帰る場所、作ってますか?
常に心は動いていて。毎日の生活は予定通りに進むことの方が稀で、お仕事だけでなく、子育て、親の介護など関わる要件が多いほど、心をあっちこっちに配り歩いている人も多いのですよね。
忙しいは、「心を亡くす」と言われるように、ふとした瞬間に約束や頼まれごとを忘れちゃったりする。
それは、能力が低いのではなくて、心に沢山抱え込み過ぎてしまっているから。仕事の段取り、子供の心配、来週の予定、親の手伝い・・・段取りが良くても一度に賄うことは出来ません。
その上、自己肯定が低くて嫌われるのが怖くて・・・「いい人」を演じれば演じるほど頼りにされたりして、心が削られていきます。
でもね、やはり。
一日に一度は、「心を帰らせる」ことが大切。
身体が疲れると睡眠を欲するように、心も休息する時が必要。
子育てや親の介護は24時間休みなし。そんな人でも心の帰る場所を作っておくと、一日の最後、そこに心を戻してあげたらいいの。
心の戻る場所。
そこは、身体の丹田と言われる処。
お臍の下、骨盤に囲まれた中心の部分。
眠る前でも、お風呂に浸かりながらでも、そっと手を当ててみる。
今日過ごした心の声が聞こえてくる。
反省もあるだろうし、悔しさが溢れてくるかも知れない。でも、その感情を知ってあげることが、心に帰るということ。
心が丹田に戻ると、ふっと吐息を吐き、すっと息が身体へ入ってきます。呼吸が深くなります。私たちの身体は呼吸が全てを司っていて筋肉に栄養となる血液を送り、内臓を動かす原動力になります。身体はリラックスして機能を高めていきます。
集中している時は呼吸が浅くなるでしょう?集中している時に呼吸していることも忘れてしまいますものね。
「心の帰る場所を作る」ことは、オンオフが使いこなせるようになることに繋がります。
大切な時には最大の集中力を発揮させて、乗り切る力になります。
さぁ、ここまでは、心の領域のお話し。私のお仕事は魂の領域なので、心の根源、心の源、魂の領域へお話しを進めていきましょう。
心が削られる、消耗してしまう。
思い当たる人は、ご自分(魂)の【天命】を使うことで、心を消耗することなく、人間関係を築くことができるようになります。
心の帰る処とお伝えした丹田は、鎮魂の場所でもあるので、丹田へ意識を向けることは、魂の言葉に耳を傾けているのと同じことなのです。
修行というのは、鎮魂を高めて魂のエネルギー体をぎゅっとぎゅっと凝縮させていくための行い。凝縮した魂は強いです。力量ではない強さを持ちます。
意識散漫している時や、疲れ切って生命力が低下している時などは、丹田に収まっっている魂が膨張して周囲が曖昧にぼやけていくのです。果物が熟していくと形が保てなくなるような様子に似ています。これがね、病気をしていたとしても魂が健在だとしっかりと鎮魂されています。
霊視すれば、その様子は視ることができます。
病気とはあまり因果関係はなさそうで、どちらかというと精神思考や心の消耗に現れやすいです。精神思考や心の消耗から病気になることはありますが、それは二次的な結果なので。
私たちは生きている以上、人の関わりを断つことは出来ません。なぜ、人間として生まれるのか?は、今回の心の帰る場所のお話しから大きく脱線してしまうので、また別の機会に。魂の根源に触れていくお話しです。
【天命】は誰にでも、個々に豊かな才能、個性として魂に刻まれています。
この【天命】を理解してあげることが「自分らしく生きる」ことの原点ですし、迷いや心の揺れからも流されることなく、自分の選択が出来るようになります。
それが今世、生命を授かった意味、そして全うすることで人生の醍醐味となります。充実するのですね。
【天命】を知ることで、あなたがどのように相手へ手を差し伸べたらいいのか?お役目が分かるというわけです。
自分らしく生きるだけで、周りを幸せに出来るなんて。とっても幸せだと思いませんか?
それが、魂で生きる「歓びの次元」です。
そんな、時代になってきているのです。
PROFILE : Tomoco
~ 美礼 天座 天神 龍神 ~
三度の覚醒を体験の後、古神道で百日行を満行。
心身治療・祈祷・霊視の能力を授かり、個々の魂に刻まれた【天恵】 と 人生を豊かに満たす【地徳】を伝える 独自の霊査鑑定と開運カウンセリングを確立。
幸せな人生を描きたい人のための天恵地徳の智慧をどうぞ。
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