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中国インターネット研究所

目覚ましい勢いで成長する中国のインターネット。 中国インターネットと小売の「今」を理解できる情報を発信していきます。 A:中国小売最前線 AlibabaとTencentを中心…
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#中国インターネット

Tencentが小売に提供するSRS(smart_retail_solution)

中国企業の経営・組織戦略を考えるデジタルマガジンです。

毎月2本、中国企業の実例を踏まえて、経営・組織戦略を考えたいと思います。中国経営の最先端を通じて、ケーススタディになれば幸いです。

なるべく数値を多くして、業態がどのような構造になっているかが分かるようにしています。

今回はTencentが小売企業向けに提供するSRS(smart_retail_solution)の全貌です。これらの動き

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団地向け共同購入サービスの限界と展望

【2019年2月23日更新】

団地向け共同購入サービスに対して、既存小売企業がどのように対応しているかを別記事で書くと書きましたが、(コンパクトにまとまったため)同じDocsに書きました。Hema,ファミマが現状どのような対応を取っているか、今後取る可能性があるかを書いています。

中国企業の経営・組織戦略を考えるデジタルマガジンです。

毎月2本、中国企業の実例を踏まえて、経営・組織戦略を考え

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中国ファミリーマートの会員戦略

中国ファミリーマートの会員戦略

中国企業の経営・組織戦略を考えるデジタルマガジンです。

毎月2本、中国企業の実例を踏まえて、経営・組織戦略を考えたいと思います。中国経営の最先端を通じて、ケーススタディになれば幸いです。

なるべく数値を多くして、業態がどのような構造になっているかが分かるようにしています。

今回取り上げるのは、中国(上海)で絶好調のファミリーマートです。中国食品大手企業と提携し、2004年に中国進出を果たして

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中国小売企業における「遅れた」最新経営トレンド

前回の投稿で、組織などのに焦点を当てたいと書きましたが、今年は、同時に経営トレンドにも目を当てたいと思います。

注目しているのは以下の3つです。2019年2回目の投稿は、中国の小売企業を取り巻く経営トレンド3つと背景にあるものを紹介します。「遅れた」というのは、日本ではどれも社会に浸透していたり、必要としないものだったりするので、遅れたと名付けました。

1:会員プログラム

2:「良いものを適

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2018年中国経営で話題になったニュースの振り返りと2019年の主要テーマ

2018年日本のメディアはこぞって中国スタートアップを取り上げ持ち上げた。しかし多くのスタートアップが倒産し、注目を浴びたレンタル自転車はデポジットを返金できない状態が今も続く。経済雑誌で特集が組まれるなど大注目を集めたBytedanceもショートムービーへの締め付けが厳しくなり、ショートムービーに取って代わる新規事業の創出が求められるが依然次の柱となる事業は生まれていない。

中国版UberのD

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中国企業を研究する時に知っておきたい24のこと(随時更新)

中国企業を研究する、真似しようという風潮ではありますが、日本と社会環境は大きく違い、研究するにあたって気をつけならねばならないことがたくさんあります。今月はそれについて書いています。

中国インターネット企業を研究するとだいたい以下の論点に辿り着くのですが、これらを理解するには、マクロ経済や法律の理解が必要です。

・中国でC2Cサービスがこれだけ短期間に普及できたのはなぜか?
・モバイルペイメン

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なぜMeituanは日本で生まれないのか?

なぜMeituanは日本で生まれないのか?

中国インターネット研究所の紹介

Baidu、Alibaba、Tencent、Sequoia、ZhenFund、IDGから毎月2社の投資先をリスト化して公開すると共に、その中でも中国の経済情勢を反映する特徴的なスタートアップを数社ピックアップして紹介しています。

Baidu、Alibaba、TencentはBATと呼ばれ、中国インターネット業界を牛耳っています。BATがスタートアップに占める投資

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