レタスをパリッと美味しく食べる「トスド・サラダ」
サラダってどのくらいの頻度で食べますか?
前にテレビでコメンテーターの方が
「レタスは冷蔵庫の中で余らせる野菜」
と少し困り気味の顔で話していました。
レタスが余る・・・
我が家は大きな玉でも3日で食べきってしまうのでいつも買い足してる野菜です
おそらく美味しい食べ方をしていないのでは???
一般的にサラダの食べ方は、生野菜の上からドレッシングをかけるものが多いですよね
時間がたつとレタスってヨレヨレ気味になりませんか?
ドレッシングに含まれる塩分が野菜から水分を抜き出してしまうので、ハリが無くなるのです。
こういう状態のサラダって、せっかくのパリパリ、シャキッと感がなくなって、ちょっと残念だな~って思います
それだけレタスはデリケートなお野菜と言えるのかも
でも、ほんのちょっとしたひと工夫で
レタスをパリッと張りのある状態で美味しく食べることができます!
作り方はいたってシンプル
水気を良くきった野菜に
オイルコーティングして
酢と塩を混ぜ合わせた調味液をあえる
たったこれだけでヘナりにくいサラダになります
美味しくするための大事なポイントはいくつかありますので、最後までお読みください。
ー作り方ー
①野菜の水気をよく切る
水洗いした野菜をサラダスピナーで水切します
水気が残っていたらキッチンペーパーなどで更に拭き取りましょう
できるだけ水気が残ってない状態にしてください
私はOXO(オクソー)のサラダスピナーをもう10年くらい使っています
上から押すタイプだから力をいれなくても楽に水が切れるので
とても重宝しています
②オイルでコーティング
野菜を食べやすい大きさに手でちぎったり、カットして大きめのボウルに入れます。
オリーブ油をかけまわし、サラダハンドを使って、下から野菜をすくい投げるように数回~10回以上トスします。
TOSS(トス) ・・・下から軽く投げるという意味
サラダハンドが無い場合は、ビニール手袋を使って手でトスすることもできます
トスの回数はオイルの量によって変わる
私はいつも大さじ1くらいの量なので10回以上はトスしますが、オイルの量が多い場合は数回のトスでコーティングできます
トスのコツ
宙で野菜がヒラヒラと舞うようにトスできればOKです
下からすくい投げるのが難しいときは、野菜を持ち上げて上からパラパラと落とすかんじで作りましょう
なるべく大きめのボウル(器)で作りましょう
ボウル(器)が小さいとトスしたとき野菜がボウルからポロポロはみ出すので、なるべく大きめのボウルがあると便利ですね
写真のように幅の広い器があると野菜が飛び散らなくて楽にトスができます
③調味液をかけて混ぜ合わせる
酢と塩を混ぜ合わせた調味液を野菜にかけて軽くトスして出来上がり!
調味液に乾燥したオレガノやパセリなどのハーブを少量入れると、爽やかな香りがちょっとしたアクセントになります
酸っぱいのが苦手な方は、酸味がやさしいホワイトバルサミコ酢で作ってみてください
酢のようなとんがった強さはなく、味がとてもまろやかです
はじめの内は、調味液を少しずつ入れて
ちょうど良い味になるまで味見をしながら味を調えてください
トスド・サラダは、先にオイルでコーティングしておくことで後から入れる調味液の水分+塩分がはじかれてレタスがヘナりにくくなります
野菜に水気が残っていると、オイルをまんべんなくコーティンできません。
だから、水洗い後の水気を拭き取る作業は面倒でもとても大事なんですね
ー和風味にアレンジー
②までの作業は同じです。
オイルコーティングした後、お好みの量のかつお節を入れ、ポン酢 大さじ1弱をかけて軽くトスして混ぜ合わせる
じゃこや海苔をお好みでトッピングしてもいいですね
サラダはこの調理法で作るので市販のドレッシングは使いません
ほぼ1年中この味付けでも「飽きた」と感じたこともありません
ドレッシングをかけて食べていた頃、サラダは「美味しい」とは思えない料理でした。
元々ドレッシングの味が苦手だった私は、いつも生野菜に塩をふりかけるだけの味気ないサラダを食べていましたから「美味しくない」と思えて当然だったのかもしれません
それが、トスド・サラダを食べるようになってからは1日1回はサラダを食べるように変わり、食べる量も付け合わせのような少量ではなく、メイン料理と匹敵するくらいガッツリです!
トスド・サラダは私の食生活を一変させた一品だと言えます
食べたときに素材のもつ美味しさが口の中で広がる「トスド・サラダ」
ぜひ試してみてください