十二月の星々、ふりかえり|140字小説
140字小説コンテスト「月々の星々」
十二月のお題は「調」でした。
家族全員が体調不良に悩まされた12月。くたくたにゆでたうどんを啜りながら、健康のありがたみを噛みしめる年末でした。
朦朧とする意識の中でほぼ記憶のないまま書いたno.4が予選通過。小手先の奇想より日々の実感ということかしら。好きなものを好きなときに好きに書く、が信条ですが、最近少し迷走気味です。
ではふりかえり。
ひとたびつま先が凍えると、温まるまで寝つけません。子供と一緒に寝るようになってから冷えはだいぶ改善されましたが。ぬっくぬくぽっかぽかの幼児は、寒かろうと思って毛布をかけすぎると冬の寝室でも頭にうっすら汗をかく…。
あっため合いながら眠れるのは幸せなことです。
『冬の調べを聴くたびに』を2回繰り返すのは蛇足であろうか。いやそんなことはない(自己完結)
140字中の貴重な字数を消費してでも繰り返したかったので、これはこれで良いのです。風は何度も吹くし、季節も繰り返すから、良いんです。
じゃかじゃかと喧しくてびっかびかにまぶしいスーパー、好きです。おなじあほならおどらにゃソンソン♪な気分になります。
切り餅がパッケージされたなんちゃって鏡餅を飾り、立派な御重なんてないけれど、ちょっと良いお刺身と、お雑煮だけは用意して。高いなぁとぼやきつつもやっぱり柚子と三つ葉はほしいよね!
惰性で紅白歌合戦を観て、除夜の鐘のしんみりした厳かさをテレビ中継で消費する。そんな年越しを来年も再来年もずっとずっと迎えていきたいのです、私は。
予選通過作ですね。大人二人が熱でダウンし、先に回復した子どもだけが元気に跳ね回っている状況で書きましたね、たぶん。とにかく少しでも横になって体力回復につとめていたので、あまり記憶がありません。
実家の母がおにぎりを差し入れしてくれて、それが病人でもつまみやすい一口サイズに握られていて、ああかなわないなぁ、と思いました。
良いお年を。それだけです。
細々と、のんびりと、息ながく。
2023年はそんな感じでいきたい。
以上、ふりかえりでした。
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