一貫性がないのは成長しているということ

言動が一貫していることは基本的には良いことであるとされています。

社会的に見ると一貫性のない人はだらしがないと思われたり.自分の言動に責任を持っていないと思われたり.人からの信頼を得るのが難しいように感じます。

反対に一貫性を持った言動をする人は信頼を獲得する事ができ、社会において有利な立場を築く事ができると考えられます。

こういった点から人は一貫性がある方が良いとされるのではないでしょうか。

人の考え方や思想はこの世に生まれ落ちた瞬間から決まっている訳ではなく.生きていく中で様々なモノに触れ影響を受ける事で形成されていきます。

今まで触れた事のない新しい事を目の当たりにした時.人はいろんな事を思い.感じ.そして今までの経験や知識と繋ぎ合わせて自分の中に落とし込んでいきます。

これを学習.或いは成長と呼んだりする事もあります。

この観点から言うと言動が一貫していない.社会的には信頼するに値しない人というのは.常に新しいモノに触れて影響を受けているという可能性もあるのかも知れません。

つまり日々学習し成長しているとも言えるのではないでしょうか。

社会的には一貫性のある人の方が良しとされますし.確かにそちらの方が信頼もできるし.なにしろ一貫しているという事自体が凄い事ではないでしょうか。

しかしだからと言って.反対に一貫性のない人が悪いかのように考えるのは間違っているのではないかと感じます。

一貫性がある事はもちろん素晴らしい.そして一貫性がない事は日々様々な事から影響を受けて変化している.これもこれでまた素晴らしい事なのではないかと思います。

だから僕はきっと日々成長しているという事だと自分に言い聞かせてみます。


以上でーす。

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