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おうち時間充実!「CLASS101」でデジタルイラストをオンラインで学んでみた!

こんにちは、みつまめです。
今回は、#CLASS101 でデジタルイラストを学んでみたのでその記録を、レッスンで描いたわたしのイラスト(一部)と共にご紹介します。

こんな方に向けて、お話ししていきます!

✔︎ コロナ禍で、おうち時間が増えて持て余している
✔︎ 自宅にいながら習い事を始めたい
✔︎ 飽き性なので、習い事やスクールは続くかどうか不安
✔︎ ipadで描くデジタルイラストに興味がある
✔︎ CLASS101に興味がある・検討している

CLASS101を始めたきっかけ

デジタルイラストをきちんと学んでみたいと思っていたからです。
イラストを描くためにipad proを買ったのに、気づいたらgoodnoteでノートを書くだけの用途になっていました。

「せっかくproを買ったのに、わたしにはオーバースペックだったんじゃない?・・・じゅうよんまんしたんだぞ・・・!(わなわな)」

そう思って、いざ描いてみようと思い有料ダウンロードしたお絵かきソフト「procreate」は機能が多くてよくわからず。
youtubeでチュートリアルを見て学ぼうとしても、チュートリアルが断片的でどうもしっくりこない。
クリエイターさんによってイラストの雰囲気は違うため、「こんなイラストを描いてみたい」と思えないとイマイチやる気になれませんでした。(生意気)

そんな時に、ふとInstagramで見つけたCLASS101の広告。(きっとイラストを描くインスタグラマーさんの投稿を羨ましく観ていたので広告でたんだと思う。)

見に行くと、「デジタルイラスト」のカテゴリーだけでもたくさんのレッスンがありました。
先生となるイラストレーターさんによってその特色はさまざま。
その中のひとつが、どんぴしゃで好きな雰囲気のイラストだったんです!

色使いも柔らかくて、作り込まれた感じじゃなくナチュラルであたたかい雰囲気。
こんなイラストをわたしも描いてみたい・・・
そう、わたしが学びたいのは「お絵描きアプリの使い方じゃなく、描きたいものを「自分らしいイラスト」にしていくための捉え方、描き方」なんだと改めて思いました。

悩んだ末、ポチってみた

イラストの雰囲気は理想的だったのですが、なかなか即決できませんでした。
一番の懸念点は、講師が韓国人の方ということ。
よって、韓国語による授業です。
わたしは韓国語はまったくわからないので、日本語字幕を頼りに理解しないといけないのです。

class101は、韓国発祥のサービスなので、韓国人の方が開講されているレッスンが多いのは当たり前なのですが、それでも日本人のイラストレーターさんのレッスンも多くあります。
あえて韓国人の先生を選ばなくても、としばらく悩みましたが、絵を描く上で言語は関係ないはず!と思い直しました。そのくらい、そのイラストの世界観に引き込まれていました。

実際に、韓国語でレッスンを受けてみて、難しかった点・良かった点どちらもあったので、記事の最後のほうにまとめておきます。

とりあえず、GWの連休が迫っていた頃だったので、せっかくの休みを無駄にしたくなく、思い切ってコースをポチりました。
CLASS101は日々、色んなクーポンが配布されたり、キャンペーンをやってたりします。連休前などはお得になりやすいので狙い目です。
このクラスも、いろいろ割引をされて当時15,000円くらいでした。

レッスンの概要

わたしが選んだレッスンは、こんな風に進めます。

1、チャプターごとにまとまった授業(録画)を見る
2、課題の絵を描く
3、課題をアップすると先生からコメントでアドバイスや感想をもらえる

基本的にこの流れを繰り返し行います。
授業はタイムリーに行われているものではなく、全て録画なので、やる気次第で授業をどんどん進めることができます。

授業の最初は、ススジン先生の自己紹介から。
そのビデオのBGM、内容がとっても癒される雰囲気。
オンライン授業と聞くと、思わず想像する「かっちりした授業動画」って感じではなく、韓国からビデオレターをもらっているかのような優しい雰囲気なのです!ススジン先生のあたたかい人柄が伝わってくる・・・

レッスンの進め方や、準備するものなど詳しく説明がありました。

わたしの選んだレッスンで使うものはこんなかんじ。

・ipad(わたしはipad pro 11inchにペーパーライクフィルム貼ってます)
・Apple pencile
・adobe sketchアプリ
・PC(動画視聴用)

デジタルイラストなので、本物の画材や道具をいろいろと用意しなくていいのが楽。「やろうかな」と思いついたらサッと準備できる手軽さが良いです◎

そして、デジタルイラストのためのアプリも色々ありますが、ススジン先生のレッスンではadobe Sketchを使います。
操作性がシンプルで、手書きのあたたかみが表現しやすいらしいです。(ちなみに無料で使える!)
アプリは好き嫌いが分かれるところだと思うので、自分が習得したいアプリを使うレッスンを選ぶといいかも。
(わたしは、使いたいアプリは特になく、なんでもよかった派です。)

ドローイング開始

待ってました!いよいよレッスン開始です!
まずは、アプリの操作に慣れるために、先生が用意してくれた線画に色を塗る(カラーリング)から始めます。

カップケーキをカラーリング

ただ、塗っていく作業ですが、めちゃたのし・・・嬉しくてスプーンまで描く。さすが、sketch!本物の色鉛筆を使っているかのような感覚です!

さあ、カラーリングに慣れたら、白紙のキャンバスから絵を描いていきます。
ちなみに、このレッスンでは、ブラシの種類ごとに大きなキャプチャーがわかれていて、まずは鉛筆から始まります。

鉛筆ブラシ編

ブラシの選び方から、数値などの設定、描き始めやポイントなど細かく先生が教えてくれます。
絵心がないよ・・・と不安に思う方も心配はいりません。先生の真似をしていけば形になります。
ススジン先生のイラストで素敵なポイントのひとつに、「正確にディティールを作り込もうとしなくていい」というところがあります。

「線は曲がっていた方が味がでるし、個性になる。」
そんな言葉を、ドローイングしながら語ってくれました。
この言葉にハッとさせられました。
わたしはどちらかというと完璧主義で、真っ直ぐな線を描くために何度もやり直しをするタイプです。
そうして描いた絵って、なんかつまんないんですよね・・・
味気ないというか、面白くないというか。
わたしも誰かの目を意識した背伸びした絵になってしまうことに悩んでた時期もありました。

なるほど、ススジン先生のイラストで感じるあたたかみは、そういう「個性」を大切にする意識が生み出すものなのかな、なんて描きながら考えました。

本屋さん

だんだん慣れてくると、オリジナリティを出してみたくなります。
好きな色や、植物を書いて、お手本通りじゃない、自分らしさがあるとまた愛おしいね。

植物のお店

一見、ディテールまで描き込まれているように見えるかもしれませんが、パーツひとつひとつはとっても単純なもので、難しくなく、ぱぱっと描けます。
あとは、配置やバランス、色味を上手く選ぶことでそれらしくなります。

▲植物屋さんのイラストは、先生に見てもらい、とても褒めてもらった自信作です。

アクリルブラシ編

アクリルブラシでは、筆の表情がまた違います。
カラーリングの方向が残るので、どの方向で塗るのか、きっちり塗るのか、「ここはあえて、少しの塗り残しを作りましょう」など、ほほーっと思うことばかりです。

ここで思い出話。
ススジン先生は韓国人なので、当然、韓国のカルチャーを元にお話されます。
ケーキの話題ひとつとっても、馴染みのない言葉が出てきます。
例えば、「ブラックフォレストケーキ」。
それは・・・なに?わたしが知らないだけ?

ススジン先生の手元を見ながら同じように描いていくと、こんな感じのケーキでした▼

ブラックフォレストケーキ

チョコレートとラズベリーのケーキみたいです。おいしそう。
今調べると、発祥はドイツのようです。
もしかしたら、先生は海外留学経験があるからヨーロッパの文化も詳しいのかもしれません。聞いてみたらよかったな。
こんなドローイングに関係ない質問も、先生は歓迎してくれていたのでコメント欄での交流も面白かったです。

コメント欄では、任意で描いたイラストをアップロードして公開できます。
パンを描くレッスンでは、日本の受講生があんぱんやメロンパンを描いていました。
それに先生が「韓国でもメロンパンは有名です!わたしも大好きです!」と返信されていて、韓国でも日本のパンが愛されていることを知りました。
そういう文化を伝え合う様子も見られて、日本のサービスだとこういうやりとりはできないので、思いがけず面白かったことのひとつです。

ソフトパステルブラシ編

ソフトパステルはクレヨンのような質感が出せます。
バスケットを描く練習をしたので、家にあったbeamsのバッグを描いてみました。夏らしくていいかんじです▼

beamsboyのカゴバッグ

あー、早く自由にピクニックできるようになりたい。
外でのんびり、友達と何時間でも語っていられそう、そんなことをニヤニヤ考えながら描きました▼

バスケットひとつで公園ランチ

マーカーブラシ

レッスンの後半では、ヨーロッパの古い建物を描きました。
最初に、マーカーブラシでざっくりと描いて、そのあと鉛筆ブラシでディテールを描き込みます。

ヨーロッパの建物

細かいパーツがたくさんあって、正直大変でした・・・
ペンシルを握る指がつらい。そんな時は、数日に分けて描いていました。
それもまた良し、自分のペースで進めていけるのがオンライン講座ならではなのです◎

ここではデジタルイラストのメリットである、レイヤーのコピー&ペーストで同じ要素を繰り返す技法も学びました。
ほんの部分的に使いましたが、デジタルの恩恵・・・・・ありがたい。

【おまけ】親友へ誕生日プレゼント

ケーキのイラストが描けるようになったので、タイムリーに誕生日を迎えるふたりの親友にそれぞれ好きそうなケーキのイラストを描いてプレゼントしました。
あの子はどんなケーキが好きかな?と考える。きっとシンプルなデコレーションケーキが好きだろうと思いました。
食器には、あの子によく似合うブルー。それを引き立たせる補色のイエロー。
わたしたちの似顔絵入りのチョコプレートも、何度でも描き直せるので現実のように失敗しません。

親友へのバースデーケーキ

実は、イラストでは見えませんが、ちゃんとスポンジから描いるんです。
プレーンなスポンジを焼いて、フルーツを挟んで、クリームを塗る・・・
実際のケーキ作りさながらの手順でイラストを描きます。
なんでそんな面倒なことするのか?それは、タイムラプス(イラストの描き始め〜描き終わりまでを早送りの動画)でみた時に楽しいからです。
sketchでは簡単にタイムラプスが作れることをレッスンで教わりました。

完成したケーキ(イラスト)。LINEでメッセージと一緒に送ったらとっっても喜んでくれました!
コロナ禍ではなかなか会えないけど、こんなプレゼントだと気持ちも伝わりそうでいいですね。

レッスン終了&感想

5月のGWからスタートして、のんびりとすすめていたレッスンを8月で全て終えることができました。(レッスンの期限は半年あります)

最後は、イラストの入った地図を描く方法や、描いたイラストをポスターやカレンダーに印刷したり、ネットサービスを使ってバッグやスマホケースにプリントする方法の紹介などtips的な内容があって、レッスンは終了しました。

では、このあたりでわたしの感じたレッスンのメリットについて。

🙂メリット
・お絵描き(ドローイング)の作業がヒーリング(癒し)になる。

・自宅でipadとPCだけでレッスンを受けられるので、ハードルが低く続けやすい。
・一方的な受講ではなく、先生にフィードバックコメント(簡単なもの)をもらえるし、他の生徒さんの作品も見れるので孤独ではない。
・触ったことなかったsketchの使い方に慣れた。応用してfresco(代替アプリ)も触れやすくなりそう。
・韓国のカルチャーや話を聞けるのが新鮮。韓国が好きな人、語学を勉強中の人には一石二鳥かも。
・動画を見ながら、実際にドローイングしていくので自身の作品が必ず作れる。
・デジタルなので、描いたイラストを色んなものにプリントしたり、データとして送れるので汎用性が高い。

なにより、お絵かき時間ってすんごいヒーリング効果があるんだってことを実感したのが良かったです。
仕事で疲れても、嫌なことがあってモヤモヤしてても、レッスンを始めると、ドローイングの世界に没入できました。
先生が描くイラストも可愛いので気分が上がるし、前述したように「自分らしく描いていいんですよ〜!それがあなたの個性ですから!」ってアドバイスがすごくホッとしました。
まるで生き方もまるごと肯定してもらえる気分になったんです。

あとは、ドローイングツールの使い方を理解できたので、自分でお絵かきしてみるハードルが下がりました。
その結果、友人にイラストのプレゼントを贈れたのもレッスンのおかげです。

続いてはデメリット。

🙃デメリット
・スピーカーが韓国語なので、字幕を見ないといけない。(話を聞きながらドローイングすることはできない。)

・生徒間でのコミュニケーションはほとんどなし。友達が増えるとかそういうチャンスは無かった。
・先生のコメントの日本語翻訳にたまに違和感。(言いたいことはわかるけど、ニュアンスまでは読み取れないレベル)
・sketchの公式サポートが終了、(アプリの使用は2022年1月10日まで)、将来はfrescoに移行。

レッスンでは、先生の手元の動画を見ながら、話を聞きながら、自分の手も動かしていくのですが、当然韓国語のリスニングはできません。
必然的に、話を理解するために字幕を見ることになるので、話を聞きながらの作業は無理・・・。
なので、最初に動画を見る(先生のアドバイスをなんとなく頭に入れておく)→もう一度再生して画面見ながら自分でも描いてみる、という感じになってました。
そこだけは、字幕でのデメリットだと思います。吹き替えなら解決するのに!

そして・・・太字で元も子もないこと言います。

「sketchの公式サポートが終了、(アプリの使用は2022年1月10日まで)、将来はfrescoに移行。」

そうです、この点が今回のレッスンでわたしが最もデメリットに感じたところです。しかも、レッスン途中で気づいた。

ある日、sketchのアプリを開くと、「frescoへ移行してください」というadobeからのポップアップが出るようになったんです・・・

へ?と思って調べたら、sketchがサポート終了間近だということ。
わたしがレッスンを受ける期間内にsketchが使えなくなることはなかったですが、数日間なぜかsketchが立ち上がらない、すぐ落ちる、といった不具合がありました。(SNSで情報を集めまくって、ようやくわたしの環境だけじゃないことがわかった。)
寂しいですが、来年にはアプリが使えなくなるとのことで、今はススジン先生のレッスンは無くなってしまったようです。(2021.9現在)

せっかく慣れてきたsketchが使えないことは、結構ショックだったんですが・・・後継のsketchはかなりパワーアップしてるらしいので、逆にチャンスと思って乗り換えます。(操作感やUIはsketchに似てるところもあるのでゼロベースじゃないのが救い。)

さいごに

いかがでしたか?
メリットもデメリットもそれぞれありますが、個人的にはCLASS101を受講したのとてもよい経験になりました。
今後、sketchを使ってのドローイングはできませんが、後継のfrescoを使ってイラストを描いています!(こちらでは、解像度に影響しないベクターでのイラストが描ける◎)

なにより、ドローイングが心の癒しになることがわかったので、頭や心がモヤモヤした日は、ipadとpencilを手に取りたいと思います^^

▼このような悩みがある方、外出自粛に疲れてしまっている方、ドローイングを生活に取り入れてみてはいかがでしょう?

✔︎ コロナ禍で、おうち時間が増えて持て余している
✔︎ 自宅にいながら習い事を始めたい
✔︎ 飽き性なので、習い事やスクールは続くかどうか不安
✔︎ ipadで描くデジタルイラストに興味がある
✔︎ class101に興味がある・検討している

残念ながら、ススジン先生のレッスンは現在なくなっているようですが、他にも素敵なイラストを描く先生がいらっしゃるので、いくつかピックアップして吟味しています〜〜!
(もちろんススジン先生のfrescoコースがあれば飛びつく予定!)

おまけ

この記事を書きながら、改めて描いたイラストを振り返ってみるととっても可愛い(自画自賛)、データとして残しておくだけじゃもったいない・・・と思い、少し手を加えてPC用とスマホ用の壁紙を作ってみました〜!
少しばかりの有料にて販売させていただいてます。(※イラストは順次追加)
よろしければ使っていただけると嬉しいです〜♪(とっても励みになります><)



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