Steal with Pride | Listening to Learn
Listening to Learn(積極的傾聴)
心理的安全性を確立するためにコミュニケーションで意識すべきは、Listening to Win/Fix ではなく、Listening to Learn であること。日本語で言うところの積極的傾聴です。
その際には、相手と向かい合うのではなく、相手に寄り添って同じ方向を見るイメージです。
たとえ相手の意見にスキがあっても、正面から論破しない。明らかに間違っていると話の途中で気づいてしまっても、グッと堪えてすぐに訂正しない。代わりに、その結論に至った背景や経緯に興味をもって、積極的に質問をしてみてください。
同じ物を見ても、その見え方や解釈は人によって異なって当然です。事実は一つでも、真実は人の数だけある。そんな時は、視点を変えて、相手の立場に立って見ると、新たな気づきが得られるチャンスかもしれません。
相手の価値観や考え方を理解したい場合は、コミュニケーションの時間配分を意識してみてください。自分の話は 2 割以下に抑えて、相手の話を 8 割以上引き出せると理想的です。
その際に心がけたいのが、積極的傾聴の 3R!(ちなみに環境の 3R は Reduce, Reuse, Recyle)
積極的傾聴の 3R
Repeat(繰り返す)
相手が言ったことをそのままオウム返しします。
例)相手が「◯◯なんです。」と言えば、「◯◯なんですね。」
Rephrase(言い換える)
相手が言ったことを要約します。
例)相手が「◯◯なんです。」と言えば、「つまり、◇◇ということですね。」
React(うなずく)
前のめりで、相手の目を見ながら、頭を上下に動かします。
注意)気持ちのこもってない「はい、はい」や軽い感じの「なるほど」の連発はしないように・・・相手に「この人、話聞いてない!?」というネガティブな印象を与えかねません。
みなさんの周りで、「なんか、この人と話すと楽しい!」とか「また、この人と話したいな!」って思う人がいたら・・・おそらく、その人は、積極的傾聴の 3R が自然とできている人かもしれません。
まだまだ道半ばですが、僕もそういう人でありたいなって!・・・日々精進ですね。
FYI:併せて 「Steal with Pride」「毎回を神回にする」シリーズもどうぞ!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?