最高のプレゼンの届け方 | #3. スライド作成の事例
今日から使える「ことわざ・格言・名言・ありがたい先人の知恵」をまとめた「Steal with Pride」シリーズ、そして、参加者の人生の転機となる「魔法がかかったような瞬間」であるマジックモーメントの醸成を目指す「毎回を神回にする」に続く第三弾。今後は「最高のプレゼンの届け方」(全 7 回)をお届けします!
僕のこれまでの知見を言語化した集大成とも言えるプレゼン研修。なんと、過去 3 年 30 回以上 300 人以上の同僚に提供して、Avg CSAT 5.0 満点を維持している「毎回を神回にする」原点を大公開します🎉
今回のテーマは、「スライド作成の事例」。
過去のプレゼントレーニング受講者のスライド添削例を紹介します。
都内の高 1 のプレゼンで、「クラスメイトに抗原検査について興味を持ってほしい」というプレゼンです。
高校生にしては、かなりクオリティが高いです。さらにそれをもう一段引き上げる方法を考えてみましょう。
「タイトルスライド」について
もともとの狙いは、高校生に興味を持って質問して欲しい!とのこと。
最初の 30 秒で興味を引き付け、次の 3 分で興味を維持させるには、タイトルをキャッチーに(イメージ追加)します。今回は、医学関連で野口英世からのお札仲間で福沢諭吉の「学問のススメ」をモジってます。
さらには、サブタイトルで「簡便性・迅速性に優れたイムノクロマト法」とメリットを訴求します。
また、問いかけで好奇心を刺激するのも効果的です。スライド作成の基本は、Less is More! ですよね。できるだけ、視覚的なノイズを削減していきます。
「コロナの検査方法」について
そもそも、検査名が樹形図では縦並び、表形式では横並びになると直感的ではありません。いっそのこと、樹形図に統一します。他にも・・・
タイトルをもっと詳細に(ナンバー法・対比)
コントラストをはっきり(分岐線を整理・罫線なし)
比較対象を明確にして、情報はできるだけ統合
大事なもの「イムノクロマト法」を一番目立たせる
グッと統一感がでて、かなり直感的になりました。
「抗原検査の概要」と「仕組み」について
これなら、いっそのこと思い切ってシンプルに!
タイトルのメッセージをクリアに
イメージ画像を鮮明に。大事なものは左から
ポイント・メリットをシンプルに 3 つで
手順は簡素化(興味あれば Appendix で補足)
思い切りが大切です。必要最低限の情報に絞り込みます。
「精度」と「参考文献」について
これも、思い切って一目瞭然に!
陰性の精度が高いことはアピール(罫線なし)
一番大事な最終スライド=Key Takeaway
参考文献は、引用したスライドのフッターに
やはり、最後は、伝えたいメッセージをまとめて、印象強く終わりたいですよね。
Before / After 結果比較
まとめるとこんな感じ。
あくまで、これらは改善案の一例です。大切なのは、自分なりにルールを決めて、終始一貫してシンプルにすること!・・・がオススメです。
次回のテーマは、「プレゼンの基本」です。
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FYI:併せて 「Steal with Pride」「毎回を神回にする」シリーズもどうぞ!
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