毎回を神回にする | #08 WCCPP
初投稿から半年続けた「Steal with Pride」シリーズに続く第二弾。今後は「毎回を神回にする」( 10 回予定)をお届けします!
前回までの 4PT に続くキーワードは WCCPP( 5 つの気)について。
第 1 のテーマの PERCEPTION(認知・物事の捉え方)「目的と目標と手段」で取り上げたように、重要性・緊急性・主体性が高く、一人では解決できない課題の解決が目的であり、イベントやワークショップはあくまで手段です。
そして、第 2 のテーマの POSITION(戦略的な立ち位置)「伸び代と立ち位置の把握」で取り上げたように、クライアントの理想と現実のギャップを埋めるための守破離を明文化することで、やっとスタートラインに立てただけです。
そこから着実に一歩一歩前に進めて、本来の目的を達成させるには WCCPP( 5 つの気)が重要です。
1. Will(やる気):内発的動機を駆り立てる
なんといっても、やる気が無い人をやる気にさせるのは・・・かなりの労力を要します。なぜなら「他人と過去は変えられない。でも、自分と未来は変えられる。)」からです。「コーチングの氷山モデル」を見てもわかるように、モチベーションは水面下の Developmental コーチングの領域に位置しており、変化には時間がかかります。参加者の学習サイクルのステージを把握して、ひとりひとりに向き合って対応することが求められます。
2. Commitment(本気):ステークホルダーを巻き込んで真摯に取り組む
一人でできることは限られています。孤軍奮闘、多勢に無勢では、組織を変えることは不可能です。必ず、チームを組んで取り組みます。チームとは、相互に強く依存しながら、プロジェクトを遂行するための集団です。そうでない場合は、単なるワークグループです。重要性・緊急性・主体性が高く、一人で解決できない問題に関わるステークホルダーを特定して、当事者意識を醸成できるかが成功の鍵となります。
3. Courage(勇気):多様な価値観を尊重した健全な対立で切磋琢磨する
組織で取り組むべき課題は多種多様あれど、関わる人数が多くなればなるほど、複雑性の観点から難易度が高まります。Listening to Learn の姿勢で多様な価値観を尊重し、心理的安全性を確保した上で Sharing is Caring で勇気を持って健全な対立を促します。その際には、Feedback is a Gift の基本テクニックを存分に活用してみましょう!
4. Perseverance(根気):地道に取り組んで最後までやり遂げる
職場環境などの組織風土や価値観などの組織文化は、すぐに変えられるものとすぐに変えられないものがあります。そして、いずれにせよ、組織全体に浸透させて、さらに根付かせるには、それなりの時間を要します。人の習慣化には、最低でも 3 週間、平均で 3 ヶ月かかることを考慮すると、最低でも半年から 1 年(組織の規模によっては、複数年単位)以上で継続的に取り組む覚悟が必要です。
5. Passion(元気):熱意を持って共感と気づきの輪を広げる
組織は人なり。人を動かすには・・・なんといっても元気が必要です。チームとして一緒に仕事をするなら、サメた人よりアツい人の方が楽しいですよね。NOOROO(Number One OR Only One)・・・やるなら、過去最高!、または、史上初!を目指します。ただし、決して自分がやりたいことを一方的に押し付けるのではなく、共感と気づきの輪を広げて、相手の Personal Win を考慮しないと逆効果になるので注意が必要です。
一周年記念テーマソング ⑤
第五弾は・・・女性ボーカルの K-Rap!心地よい入り出しからの Rap への転調が Cool な感じに仕上がりました😍
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次回は、「回しの極意」です。
FYI:併せて 「Steal with Pride」シリーズもどうぞ!
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