メンデルスゾーンの「春の歌」
出所まで558日(月曜日) 休み
朝食はパン、じゃがバター風、ミックスジャム、りんごジュース。朝食後、全員ホールに集合させられて、正担当が人事移動で今をもって調理室を離れることを告げられた。4ヶ月ちょいという短い間だったが色々お世話になったので、時間がなくて簡単にではあるが「ありがとうございました」とお礼を言った。
午前は教養テレビを観ながら家族への手紙を書く。昼食は麦飯、焼豆腐のそぼろ煮、キャベツのたくあん和え、味噌汁。午後はホールでヒルナンデスを観て、居室で1時間ガッツリ筋トレをして、昼寝。夕食は麦飯、タンドリーチキン風、ビーンズサラダ、味噌汁。このタンドリーチキンとかの鶏の一枚肉系のメニューは大きさにかなりのバラつきがあるのだが、今回の僕のやつはめちゃくちゃ小さいハズレのやつで本当に悲しかった。小さいと麦飯と一緒に食べるおかずが減るからそれもツライんだよね…。
夕方、ラジオ番組「コージネス」にてどっかで聞いたことあるクラシック音楽が流れてきて、「なんだっけこれ…?」って考えてたら、神拘の室内運動BGMのひとつだと気づけた!メンデルスゾーンの「春の歌」という曲らしい。今後の人生において、刑務所で聞いたことあるメロディを耳にしたらこんな感じで刑務所のことを連想してしまうと考えると、なんか切ないな…。