今年手に入れた物・こと 2020年

今年は本当にかけがえのないものを手にいれました。それは
『自分にとって幸せとは何か?という定義』
堅苦しい言葉であるが、ようやく幸せとは何かという問題の答えを出せた年であった。

私にとっての幸せとは
『家族と楽しく一緒に過ごす』
ということであった。とても普通の内容だと思うが、今までの自分はこれが理解していると勘違いしていたのだ。

今までの自分は”家族より仕事を優先する”男であり、家帰ってきても仕事のことばかり考え、休日でも仕事を優先し、圧倒的に家族より仕事に時間と労力を使っていました。

この時も個人として成長を感じ、仕事のやりがいもとても感じ、充実した日々を送っていました。そもそもこれがあるから仕事優先になっていた感じもあります。家族と一緒に過ごすことよりも仕事している時の方が充実感があったのでしょう。また良くも悪くも責任感にしっかり向き合い、自分のやるべきことや自分に課せられた結果を達成することを何より大優先に生きていました。なので仕事での結果はある程度出し続けていたと自負はあります。

話は変わり、今2ヶ月有給消化中で間も無く退職します。次の仕事も決まっていません。というかまだ決める気が無いのですが、現状2ヶ月ずっと家にいてたまに筋トレして家事して家族と過ごすという、何の変哲もない日々を送っています。ですが、この生活をして気づけたのです。

「あ〜幸せだ」と。

子供とゲームし、宿題の面倒を見、毎日一緒にお風呂に入り、私の作った料理を美味しいと言って食べてくれ、嫁とどうでもよい会話をする。私にとってこれだけでお腹パンパンなくらい幸せなのだ。これが出来ない家庭や国があると思うので、その人たちから見たら死ぬほど羨ましいことかもしれないが、今の日本でこれが出来ない人はいないと言い切れるであろう。

改めて捨てなければ得られないことがあるなと心底感じました。今回では仕事を捨てたのですが、あえてここで自分が仕事で大事にしていたことを良い意味で否定したいと思う。

・行動が大事
行動しなくても十分幸せなのです。それに気づけた上で行動することは素敵だと思うが、そうでないと多くの人は疲れ果てて多くのストレスと戦うことになります。

・ゴールから逆算する
ゴールを深掘りすると最終的には幸せにたどり着くはずです。この幸せとは何か?がわかっていないのに逆算して目標を作ったところでなかなか達成できないし、達成したところで得たものは大きくは無いでしょう。もちろんゴールを明確にし逆算することは大切だとは思うが、多くの人は結果出せないし、多くの人はこれによって不幸せになると思っている。なぜならゴールを設定し逆算して目標設定することは自分にストレスを与えることなのだから。

・会社の理念を体現する
これも会社員として大事であるが、それ以上に自分の人生の理念・幸せの理念の方が大事だ。自分は人生の理念みたいな生き方はしっかり持っているのであるが、幸せについて除外され過ぎていた。こういったことを体現できないで会社の理念を体現したところで自分に嘘をつくことだし、ただ疲れるだけだ。幸せからは遠のく。

・成長
成長しなければ気づけないことや経験出来ない幸せはあるかもしれないが、成長なんかしなくても沢山の幸せがある。逆に成長しなければ得られない幸せは何でしょうか?私にはわからない。ただ成長しているという実感により達成感や幸福感を感じることは理解していますが、その多くは錯覚でしょう。

自分にとって不必要だと気づいたこと

①お金(家族との幸せにはお金がほぼ不要であることに気づく)
②家族以外からの評価
③家族との時間を減らす仕事
④成長(上記にあるように)

最後に

ようやく気づけた幸せを土台に、今後人生設計をしていこうと思う。家族と一緒に過ごすことが何より一番の優先順位であるととに気づけたことが本当に大きい。これを揺るがすことは確実にしない。

特に今は子供が小3と年長なのでなおさらだ。子供たちが大きくなれば多少なりとも優先順位が変わる可能性はあるが、それはその時考えればよい。仕事なんて幸せを確保するだけのお金が稼げれば良いだけなのだ。多く稼ぐ必要なんて全くない。

だからこそ
・面白い仕事をする
・好きな仕事をする
・少しでもやりたくない仕事はやらない
に振り切ってこれから仕事を選ぶ。

最低限のお金を確保さえ出来れば速攻セミリタイアだ!

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