「不完全なワタシ」のまま幸せになる〜ACTとの出会い〜
不安マネジメント講座*で出会ったACT(Acceptance and Commitment Therapy)という心理療法。日々まとわりついてくる「不安」の正体を解き明かし、生きづらさを変えてくれる一助となりそうだ。
ACTの考え方
コントロールが及ばないものを受け入れ、人生を豊かにする行動をとることを自己決定する解決方法。
「不完全な状態でよりよく生きる」ことを目標とするセラピーである。
こんなところに希望が見え、ひかれるのかもしれない。
不安マネジメントが必要なワケ
不安マネジメントが必要になるのは、必ずしも理想の自分・完全な自分になったからと言って、幸せに結びつくとは限らないことがわかったから。そこに相関性がないというデータが研究で明らかになったのだ。
理想的で完全な自分になれば幸せになれる、という長年持ち続けた希望は幻想だったのだ。
ならばダメな自分・不完全な自分のままで、つまり人生の早い段階で幸せを目指す方が、理想や完璧を目指して費やす時間と費用を大幅に節約できるではないか。
若いうちからでも幸せになれる可能性が高まるということ。これは非常に画期的な出来事と言えよう。
不安の正体と仕組み
今回の目的は、その方法を用いて「不安」の正体を明らかにして、扱いやすくしようというものである。不安を覚える自分に対してさらに不安になる、なんてループにハマることがないように、できる範囲で対処したいものである。
というのは、不安は日々沸き起こるものであり、どんなにメンタル鍛えてもなくなる類のものではないからだ。
【不安の正体】
・苦痛な何かが自分の身に起きるかもしれない
という漠然とした不安
・未来に対しての不快な空想
によって起こる。
つまり、
その仕組みを理解することによって、不安をコントロールでき、
未来を不快な現実にも、
なりたい現実にも
自分で変えることが可能だと知ったら
あなたはどう感じるだろうか。
出来事に対する認知を変えるだけで、未来が変わるというのだ。
この事実を知ったとき、非常に衝撃的だった。
ともすると未来が不安になるような方向に想像力を働かせたり、変えようのない事実を引き起こした原因に思いを巡らせる、そういうことに多くの時間を割いてきた自覚があるからだ。
他人のことは客観的に見れるのだが、こと自分のことになると「矢印が自分と過去に向きやすい」とカウンセラーから指摘されたのはこういうことだったのか、と腑に落ちた感覚だった。
変えられない事実(過去)について、いくら原因を探ったところで時間の浪費でしかない。それならば、未来についてどうしたいかを考える時間を持った方が、余程建設的である。
ところが、幸せや理想のライフスタイルを思い描き、そこに向かって邁進したいと思いを馳せる一方で、「不完全な自分」のまま行動をするのには、どうしても不安がつきまとう、という矛盾に陥いる。
不安はなくならないものなら、うまく付き合っていくしかない。自分で手懐ければいいのである。
長くなってきたので、続きはまた今度。
*佐瀬理佐さん主催
不安マネジメント講座
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