2019年12月の記事一覧
2019年に読んだ26冊ランキング
ビルゲイツじゃないからあんまり役に立たないだろうけど、一応書評を書いていたので、整理がてら書いてみる。
<2019年に読んだ本ランキング>
今年に読んだ26冊をランキングにしてみた
【お勧めできる:9冊】
001:『NVC 人と人との関係にいのちを吹き込む法 新版』(マーシャル・B・ローゼンバーグ, 安納献, 小川敏子)
002:『樹木たちの知られざる生活』(ペーター ヴォールレーベン, 長谷
書評:『人類を前に進めたい チームラボと境界のない世界』(猪子寿之, 宇野常寛)
チームラボのお台場あたりの施設に行きたくなった。チームラボには、後ろにあるコンセプトがしっかりあって、あの作品たちが出てくるんだなと、その制作に近いところが分かって面白い本だった。しかしながら、もう少しシンプルにメッセージを書いてくれると嬉しい。
最初に言っておくと、私は猪子さんのファンである。猪子さんはチームラボというチームの名前を使うので、どちらを褒めれば良いのかわからないが、チームラボは、
書評:『ケーキの切れない非行少年たち(新潮新書)』(宮口幸治)
幼児教育は、本当に大切であると言うのがこの本を読んだ感想である。
病院で子供向けの精神科医をしてたのが著者の宮口さんで、ふとしたことから、少年院の子供たち向けの医者に変わったと言う。親が病院に連れてくる家庭の子供は幸せな方で(それでも、対応が十分とはいえない)、親が子供の病気に気づかない場合というのは、そのまま社会不適合となり、犯罪者となって少年院にくることになる。そこでよくよく診てみると、子供
書評:『PIXAR 〈ピクサー〉 世界一のアニメーション企業の今まで語られなかったお金の話』(ローレンス・レビー, 井口耕二)
極めて読みやすい。そして、面白いストーリーだった。
倒産寸前の冴えない会社であるピクサーが、トイストーリーを完成させ、大きく羽ばたくまで、そして、落ちぶれてしまったスティーブ・ジョブスがビリオネアとして復活するまでの時代を描いた作品である。主人公は、PixarのCFOだったローレンス・レビーさん。文章も綺麗で、章の構成もよく、井口さんの邦訳も良く、大変わかりやすく、読みやすいし、面白い。
私は
書評:『プラットフォーム・レボリューション PLATFORM REVOLUTION』(ジェフリー・G・パーカー, マーシャル・W・ヴァン・アルスタイン, サンジート・ポール・チョーダリー, 妹尾 堅一郎, 渡部 典子)
今年読んだ本の中で、抜群につまんない。
世の中で騒がれているいわゆるプラットフォームビジネスについてまとめた教科書のような本である。良く調べてあるし、良くまとまっている。しかし、プラットフォーム事業を立ち上げるには、役に立たない気がするし、全く儲かる気がしない。いや、良くまとまっているんだけど。そして、この本が2018年に出ていることに衝撃を受けた。10年以上遅いよ・・・
どうして、こういう感