もうポンプには戻れない? 「ビオレu 自動で出る! 泡ハンドソープ」を使ってみた (元教授、定年退職235日目)
コロナ禍によって、私たちの生活は一変しました。マイナス面が多かった一方、プラス面も(探せば)少なからずありました。Zoom を利用した授業や会議の普及もその好例でしょう。先日も遠方からの研究相談を受けましたが、従来であれば研究員の方々が大阪まで出張する必要があり、短時間の相談のためにわざわざ来ていただくことに申し訳なく思っていました。しかし、現在はオンラインで効率的なディスカッションが可能となり、資料の共有や画面への書き込みもスムーズに行えるため、より深く議論できるようになりました。唯一惜しい点は、終了後の懇親会が開催できなくなったことでしょうか(笑)。
衛生習慣も大きく変化しました。コロナ禍時は、マスクの着用、アルコール消毒、頻繁な換気など、さまざまな対策を講じるようになりました。現在は以前ほど神経質になる必要はないものの、一部の習慣は根付いています。その一つが、外出から戻った際の石鹸での手洗いやうがいです(下写真)。これは当然のことですが、私自身、以前はこの習慣が徹底できていませんでした。しかし、コロナ禍を機に習慣化しようと心がけています。
そんな私ですが、新たな頼もしいアイテムを導入しました。テレビの CM でもお馴染みの「ビオレu 自動で出る!泡ハンドソープ(オートディスペンサー)」です(下写真)。この種の機器は期待外れに終わることも少なくありませんが、実際に使ってみると、予想を上回る満足感を得られましたのでご紹介します。
これまで長年愛用していたのは、同じシリーズの「ポンプ」タイプの泡ハンドソープです。香りも泡の質も全く不満がなかったため、これも購入した理由の一つでした。家では2箇所で使っていましたが、まず試しに一つ買ってみました。
近くのドラッグストアで 2,500 円という比較的手頃な価格で購入。電池とソープも付属していました。サイズは予想以上にコンパクトで、従来のポンプタイプとさほど変わらず、洗面所の狭いスペースにも違和感なく収まりました(下写真)。真っ白な外観は清潔感があり、容器の内外を水で丸洗いできるのも嬉しいポイントです。電池式ですが、防水仕様なので安心です。また、底には滑り止めが付いているので、転倒しにくいのも良いですね。
早速、電源を入れて使ってみました。機械を右側に置き、右手で泡を受けました。すると、非常に滑らかな泡が出てきました(下写真)。手を引くと泡は止まり、私には適量でした(泡の量も2段階で調整可能です)。しかし、右手で泡を受けてしまったため、蛇口が使えず、思わず笑ってしまいました。その後は、左手で泡を受けるように、機械を左側に置くことにしました(ポンプタイプはこれまで右側に置いていましたが、考えてみれば、右手でポンプを押し、泡を左手で受けていましたね)。
全体的に見て、ポンプタイプでも特に不便は感じていませんでした。しかし、このオートディスペンサーは片手が塞がっていても使える非接触型なので、他にも思わぬ利点があるかもしれません。以前、電動歯ブラシを購入した際も、単に時短になっただけでなく、手磨きよりも歯垢除去力が高く、歯肉炎予防にも効果があることを実感しました(下写真)。このオートディスペンサーも、使っていくうちに予想外の価値を見出せるかもしれません。もう少し使い込んでみようと思います。
家では奥様が台所のシンクでまだポンプタイプを使用しているので、先ほどドラッグストアでもう1台購入してきました。店員さんによると、非常に人気で品薄状態とのことで、その人気ぶりがうかがえます。note 用に写真も撮ったので、後で台所にセッティングしておきましょう。
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注1:花王、「ビオレu - 自動で出る泡ハンドソープ」公式ホームページよりhttps://www.kao.co.jp/bioreu/family/hand/dispenser/?cid=biu_hs_yahoo_2411a&yclid=YSS.1000037456.EAIaIQobChMIwvfy08bqiQMVYcVMAh0rrSUIEAAYASAAEgJQkPD_BwE
注2:ブラウン、電動歯ブラシ「Oral-B」ホームページよりhttps://www.oralb.braun.co.jp/ja-jp