大丈夫だよって話。

生きていくことが
難しいと感じることが多い。
苦手なことを
毎日してる自分は偉い。

たまに、
胸の辺りがゾワゾワして
ぎゅーってなって
息苦しくなる。

たまに、
誰かの何気ない一言で
自分の存在価値さえ
疑ってしまう。

たまに、
部屋のもの全部捨てたくなる。

大好きな人でも
会いたいと思えなかったり
会いたいとか大好きとか
普段は嬉しい一言でも
返す言葉が探せなくなる。

しばらく時間が空いてしまうと
もうその人との距離がわからなくなって
自分から行動を起こせなくなる。
どんなに大切で
どんなに大好きな人でも
関わりたくないと思ってしまう。

そうなってしまうと
もう全てが嫌になって
呼吸をしてることすら億劫になる。

家に帰ったら
スマホの電源は切ってしまおう。
今日は誰とも関わらずに
早々に寝てしまおう。

そう思っても結局
連絡が来るのをどこかで待ってる自分がいたり
来たら来たで
気分が乗らないまま返す。
そうすると向こうにもそれが伝わって
いらなく気を使わせてしまう。
悪循環。まさにそれ。

自分自身も問題で
周りを巻き込みたくないから
やっぱり一人がいい。

それでも今日も生きてる自分を
最大限に讃えよう。
行きたくない仕事に行って
親としても最低限をこなして
毎日とっても頑張っている。
偉い。素晴らしい。

満点ではなくても
赤点ギリギリラインでも
今日を無事に終えて
明日を始めることができるから
もう合格。

そろそろ外が明るくなってくる時間。
この時間が一番落ち着く。
さっきまで荒れ果ててた気持ちが
凪いでいく気がする。

また一日が始まる。
始まってしまうと思うと憂鬱。
でも
始まりは、終わりの始まりだから。
大丈夫。
ちゃんと夜は来る。

大丈夫。
きっと陽が登ったら
素直に返す言葉が見つかる。

大丈夫じゃなくても
大丈夫だって
自分自身に暗示をかけて
気合を入れて。
そうやってまた息をして
そうやってまた働いて
そうやってまた一日を終えよう。

そして
気持ちの余裕があったら
あの本の続きを読もう。
自ら連絡してみよう。
ご飯もたくさん作ってみよう。
娘と一言でも多く会話をしてみよう。

夜が終わる。