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ストーリーでモノを選ぶようになる。

私がNYに昨年いた時に、ちょうどナイキのプロモーションがすごく話題になっていた。街にも広告が出ていたし、SNSでも話題になっていた。
そして、ちょうどスーパーで大好きなヨーグルトを選んでいて、どうしてこのヨーグルトが好きなのかと、このナイキのプロモーションがちょうどリンクして、私はこの事を強く思った。

「これから、私たちは、きっと、ストーリーでモノを選ぶようになる。」と思った。

▶ナイキ×キャパニック選手とヨーグルト。

【HUFFPOST】ナイキの広告で大論争、スニーカー燃やす人も... 人種差別に抗議した選手を起用
https://www.huffingtonpost.jp/2018/09/04/nike-kaepernick_a_23516091/

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この広告については、詳しくは上記リンク先の記事を読んでもらった方が分かりやすいと思う。
私がこのプロモーションとスーパーのヨーグルトで感じた共通点は、企業から発信されるスタンスに共感できるものを買いたいと思う傾向が強くなっているという事。

ちなみに、私の大好きなヨーグルトはコレ。Chobani。

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初めは、味やギリシャヨーグルトだってことで好きになったブランドだけど
ChobaniのInstagramやHPをみて、Chobaniが発信している「ヨーグルト作りで叶えたい食に対するスタンス」が大好きで、いつしかChobaniしか買わなくなったし、スーパーで他のブランドと悩むことはなくなった。
いつだって手に取るのはChobani。

▶日本では感じなかったアメリカ人のモノの選び方

もちろん、すべてのアメリカ人がこうであるとは思わないけど、日本にいる時に感じなかった感覚として、「企業が発信するスタンスがモノを買う判断基準になっている」という事。
ナイキの件もそう、「こんなスタンスを発信するナイキが好きだ。」「好きになった。これからはナイキ商品を買う事にする。」逆に、「こんなスタンスを発信するナイキはもう買わない。」(商品に火をつけたり、切り刻んだり・・)そこまでするか!?と正直驚いた。
私はそんな企業が発信するスタンスと共に、それが産まれた背景&ストーリーも含めて知った上で選ぶ。という事にNYで過ごす中で慣れてきていた。(自分もそうでありたいと思う様になってきた。)

何かの商品を買う基準が、「お得だから買う」から、「そのスタンスを支持したくて買う」に変わった感じ。


だから、日本に帰ってきて「この成分が〇倍!」とか「安い!〇%OFF」とか「自社比較〇%アップ」とかの情報がとても多すぎるなと思うようになってきた。
知りたいのは、どうしてこの商品が生まれたのかとか。この商品でどんな事を叶えたいのかとか。そうゆうストーリーを知りたいのに、日本ではまだまだ全然発信されいない。でも、きっとそうゆう時代になる。と思った。
そして、そんな時にきっとPRの力が使われるし、これを考えられるPR人が必要になるなと思った。

▶日本でストーリーが発信されている事例って?

そんな中、日本でも企業スタンスとか、ストーリーが発信されている広告・PRで私が好きなものを勝手に紹介したい。

◆GODIVAバレンタイン
バレンタインをGODIVAは今後どう考えていきたいか。というスタンスが出ている広告でとても好き。

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◆カロリーメイト
カロリーメイトは頑張る人を応援していたい。というスタンスが発信されていて好き。

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こうゆうPRを作り出せるように、私も日々頑張りたい。
そして、NYで感じた「ストーリーでモノを選ぶ」というう感覚と、
その楽しさを生み出せる人になりたい。

おわり。 
みついゆかり

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