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愛沢えみりさんの愛犬炎上で思うこと。
わたしは先代犬を生後間も無くから老犬まで看取り、現在は一歳半の愛犬と生活しているガチ愛犬家です。
数日前、「愛沢えみりさんが愛犬を手放した」と炎上したトピックスが私のSNSに上がってきました。そして、インフルエンサーによるペットの手放しという記事も最近あがっています。
参照記事:
私が考えていることをつらつら書きます。
今回は実際に飼っている犬にフォーカスします。
犬を飼う上で当たり前に心得ないといけないことは、「終生飼養」。
命ある限り責任を持って飼育する。
愛沢えみりさんはトレンドを追いかけてる職業だからこそ、批判を浴びやすいのだろうけど、それでも長年連れ添ってるって、大事にしている証拠だと私は思います。
特に女性は人生のステージが著しく変わるものなので、出産をして育児をして、それに老犬介護となると心身の負担も多かったのでは。。
わたしももしかしたらそういうフェーズにぶち当たるかもと考えたら、他人事には思えません。
それでも無責任な人が無責任に犬を飼うっていうのも、確実にはいますが!
そんな無責任なことをしないためにも、ペット信託も検討するのもいいかもしれませんね。(決して回し者ではありませんw)
犬の人生は15年弱かもしれないけど、人生100年、何が起こるかわからない。だからこそ、大切なペットのために備えておきたいものですね。
私だって交通事故に遭って突然亡くなるかもしれないし、不治の病になるかもしれない、はたまた突然アレルギーを発症してしまうこともあるかもしれない。
手放されたペットちゃんたちが、幸せな日々を過ごせるよう、ただ祈るだけです。
無責任に犬を手放した方へ。
・小さい頃は可愛かったけど、想像以上に大きくなって手放した!
・お迎えしたときの印象と違って手放した!
・思ってるよりお金かかるから手放した!
などと言って、愛犬を手放した皆様、とっても残念ですね…!
犬の飼育を犬の一生を通して楽しめないなんて、、本当に残念すぎますね…!
という事で、ここからは完全に先代との日々を語ります。
愛犬との絆を最期まで深めず、手放すなんて勿体なすぎます。最期に看取って、ようやく十数年を自分の人生とともに振り返る事ができるんです。
人間でいうと娘を結婚式に送り出す的な?…逆に子どもいないからその感動がわからないや。笑
人間の子どもは、言語があるからコミュニケーションは容易ですね。歩き出して、言葉を話して、自分で物事を選択して、その途中に親子間で衝突したり、色々あるんだろうなぁ。そういった中にたくさんのドラマが詰まってるんだろうなぁ。
犬の場合は表情と声色で察するくらいしかできません。
ただ、どんな時も飼い主の様子を見つめています。
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その愛情いっぱいの眼差しは、何年もずっと変わらず、飼い主に向けられます。毎日毎日、愛情深く、やさしくやさしく見守ってくれます。
言語でコミュニケーションは取れないけど、細かいことは分からないけど、その眼差し、表情で十分に伝わります。
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あるとき先代が急に老いてきて、寿命がきてるのかなと感じてた頃でした。母のペットロス軽減と自分自身いい加減自立しなければという思いで一人暮らししたのがこの頃です。
当時を振り返ると老犬にストレスをかけてしまって申し訳なかったな〜と、思っています。
これも家庭の事情。自分の人生の転換期、母親の精神状態。で、10年近く住み慣れた環境を手放す。仕方ないことです。
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一生懸命生きていることを感じて、愛しさが増すばかり。安堵して眠っている姿を見ていると、お仕事がんばろう!という気持ちが強くなりました。
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てんかんの症状が増えてきて、命の終わりが徐々に見えていたけれど、一緒に病院へ足を運び、少しずつ症状の緩和を目指す日々。
終わりはあまりにもあっけなく。
亡くなる前日はいつもと違うぐったり具合だったけど、外出をしてしまいました。用事を済ませて、速攻家に帰ったけど、変わらずぐったり。
病院へ駆け込み、夜には落ち着き、いつも通り一緒に寝ました。
翌日、息を引き取りました。静かにゆっくり眠るように。
一緒に過ごした時間が本当にかけがえのない時間で、今も先代を思い出すと涙が止まりません。ペットロスは新しい子をお迎えしても、一生消えないものだと思います。
寂しい。会いたい。抱きしめたい。みるると一緒に遊びたい。ペットを手放した人は、このどうしようもない感情を抱く事ができないなんて、本当に勿体無いなと思います。
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こちらは亡くなって半年後に運命的に出会った二代目。
私のぽっかりとあいた穴にズドンと来たこのコミュ力おばけ。
初めて犬を飼うような気持ちになるくらい性格は先代と真反対。
毎日驚かされることでいっぱいです。
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先代が亡くなる前に訪れた牡蠣小屋で、言われた店主さんの一言。
今の私と二代目が生きる上での信念になっている。
そんな言葉があります。
「残り少ない寿命でも、毎日毎日後悔がないように生きることが、本当に大切だから。ちょっとでも後悔するようなことがあったら、ずーっと引きずるから、後悔しないようにたくさんたくさん愛情をかけてね。」
先代への後悔は、当時は若くて、お金も時間もなくて、車も運転ができなくて遠出も出来なくて、一番楽しい年頃に思い出を作れなかった。
もっと一緒に遊んで、もっともっと、たくさんの笑顔が見られたらよかったな、と後悔しています。
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二代目は先代の分も毎日後悔がないように、一緒に幸せに生きる。これを胸に刻んで毎日を生きています。二日酔い(笑)になっても、インフルエンザになっても、二代目がしょんぼりした姿は見たくないから、絶対散歩する。。
周りはきっと甘やかしてる、ペット依存してる、って思うかもしれないし、現にペット依存症だと思う。けど、先代に対しての未練、後悔があるから、二代目に対しては、そういう思いをしたくないし、させたくない。という気持ちが強い。
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というわけで、丑三つ時からお酒を飲み始め、久しぶりに書いたnote。
書きたい事はたくさんあるけど、なかなか文字に書き起こす時間がない(´・ω・)
今年はnoteに自分の頭の中身を開け出す時間も作っていこうと決意した私でした。