子ども会って誰のため?少子化が進む地区の事情。
年度の変わり目ですね。
来年度、私は子ども会会長になります。
私の住む地区では、小学校最高学年の保護者たちが話し合って会長になってきました。
しかし、今年は話し合いはナシ。
なぜかって、6年生がうちの次女しかいないのです。最高学年の保護者は我が家だけ。
今年の6年生は3人でした。我が家の長男もその中の1人です。
彼らが一気に卒業し、9人いた子ども会メンバーが6人に。1学年だけ2人いて、あとは各1人。来年の新入生はいません💦
4月に高校生になる長女が入学したときは全学年で15人くらいいたのに、徐々に人数が減っていきました。
子ども会のイベントも、当時は相撲大会やバス旅行などがあったのですが、少しずつ縮小、なくなっていきました。コロナの影響で3年行われなかったイベントもあります。今年は、それを復活させるかどうか判断を迫られる年になりそうです。
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年度が替わるこの3月は、歓送迎会の時期。
我が家が子ども会に入ったばかりの10年ほど前は、公民館にみんなで集まって食事会やゲームをしたものです。
今は
・メンバーが減った
・それぞれが習い事などで忙しい
といった問題が出て、集まるのが大変になっています。
人数がいたからこそ集まっていたのかもしれません。
歓送迎会で送られる立場になった長男に、子ども会で最後に昼食会といった簡単なイベントをやろうか、と相談してみました。すると「子ども会ではなく、仲の良い学校の友達と遊ぶから無理」と言うのです。
そりゃあ、下級生と遊ぶよりも同学年の普段一緒に遊ぶ友達と一緒のほうが、気は楽だし楽しいですよね。
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コロナで開催されなくなっている行事もあります。夏祭りなどがそれですが、自治会メンバーの年配の方々は今まで通りの形で復活をさせたいようで。子ども会が減ってきているのであれば、大人も一緒に盛り上げよう、と相談をされるようになりました。
私も、今まで受け継がれてきた行事を大切にしたいという気持ちはあるんです。でも、人数が多かった時と同じようにはできないし、子どもたちも楽しいと思っているのだろうか、そこを無理に参加させて成り立つのだろうかと疑問に思う時があります。
子ども会って、子どものためだけではなく、地域をつなぐものでもあるとは思います。地域や下級生とのつながりを大切にする機会、とね。
でも、子ども会のイベントを純粋に楽しめない子どもがいるのを見ると、ちょっとモヤモヤします。
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結論は出ていません。食事会くらいがいいのかな、と思案中です。